病院の待合室で 見えてきたもの
「院内めぐり」の続きです。
「院内ハイカイ日記」「院内漂流記」の様相を呈してきました。
みなさんにも、
ひょっとしたらこういうことがあるかもしれないと思い、記事にします。
前回の「院内めぐり」の記事は、誤解を与える内容でした。
今回のつづきを、ぜひ読んでいただければと思っています。
足のむくみと痛み、頭痛の原因は、いまだ特定できていません。
二度の抗生剤投与にもかかわらず、
白血球とCRPの数値は、高止まりのままです。
現在、3種類目の抗生剤を投与中。
超音波検査の結果、足に血栓なし。
CT検査で、足には炎症のあと、腹部は問題なし。
血液検査の腫瘍マーカーはクリアしました。
さて、朝8時半前に受付機で受診票を受けとります。
まず血液検査へ、つぎに皮膚科、そのあと内科へ。
途中、CT検査や再度の血液検査がありました。
受診を終え、薬局で薬を入手し終えたのは、午後1時。
それが2回。
先日は、3時を過ぎていました。
長時間にわたり待合室にいると、ゆっくり本を読めます。
またいろんなことが目に入ってきます。
患者さんや付き添いの方、病院関係者の動きです。
高齢男性が、親と思われる高齢男性の車椅子を押している姿。
中年女性が押している、高齢女性の車イス。
点滴したままの患者をストレッチャーで運ぶ看護師さんたち。
次々とやってくる患者に対応する受付の人たち。
最初、長時間待たされていることにイライラしましたが、
しかし、そこに居合わせる患者さんは、みんな待たされているのです。
その患者さんたち一人一人に対応される、お医者さんと看護師さんたち。
待っている患者だけでなく、
看護師さんも、受付の人も、お医者さんも、みんな大変なのだと思いました。
3時間待たされて、医師に対面した時、思わず言いました。
「先生方は、ほんとうに大変ですね。
こんなにたくさんの患者さんを診て下さって」と。
すると、
「いやいや、仕事ですから。
患者のみなさんに長時間、お待たせして済まなく思っています」と先生。
お互いの状況がわかってくると、気持ちが変わってきますね。
病院関係者に敬意をもって接すると、
病院の皆さんも気持ち良く対応して下さる。
患者も病院関係者も、ともに幸せになるのではないかと思いました。
私は、メモをとります。
そしてわからないことは質問をします。
私のように文書を渡す必要はありませんが、
自分の病状や疑問を整理して、メモをしてもっていくとよいと思います。
お医者さんによっては、
「そのメモをコピーしてもいいですか」と言われるかもしれません。
現在、私を見て下さっている皮膚科の先生も、
内科の先生も、さばけていてとても気持ちのいい方たちです。
総合内科が長時間になるのは、初診の人が多いからだそうです。
一人一人を診断して、さまざまな科に送りだされるということでした。
なるほど、納得しました。
まだまだ時間がかかりそうです。
一刻も早く原因がわかり、治療に全集中できればと思っています。
今日も、「院内ハイカイ日記」でした。
なかなか楽しい記事が書けませんね(苦笑)。
でも病院で、上記のような素敵な出会い・発見がありました。