人生百年 有為自然

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有為自然 855  チムドンドン  わが家版 「アババ いただきます」    暗い 暗い 夕食でした

  チムドンドン  わが家版 「アババ いただきます」

     暗い 暗い 夕食でした

 

 

オキナワには7回、行ったことがあります。

現在、高校時代の同級生も住んでいます。

 

朝ドラ「チムドンドンが始まって、

毎朝、チムドンドンしながら待ち、観ている日々です。

 

さて、ブタのアババを食べるシーンを見て、思いだしました。

 

子どもの頃、兄弟が大事にウサギを育てていました。

すると父が「ウサギも年を取りすぎると肉がまずくなる」と言い、

私たち兄弟の目の前で、ウサギの頭を金づちでコチン。

そして黒い毛皮をきれいにはぎ、ピンク色の肉のかたまりにしたのです。

つるされたウサギの姿を今も思いだします。

 

 

その夜、ウサギ鍋だったか、ウサギ肉のすき焼きだったか。

とにかく暗い暗い夕食でした。

 

自分は、美味しいと思ってパクパク食べました。

鈍感なのか、食い意地がはっていたからか。

自分が世話していなかったからでしょう。

あとで聞いたら、ウサギを育てていた兄弟は一口も食べなかったそうです。

 

父は野生児でしたから、

生き物を殺して食べると言うことには慣れていたのでしょう。

チムドンドンのお父さんのように、やさしくは話しませんでした。

「食いたくない奴は、食わんでいい」ということだったのでしょうか。

 

肉類を食べるとき、

今は「命をいただきます」という気持ちで食べています。

 

しかし、宮沢賢治フランドン農学校の豚にはショックを受けました。

まだお読みになっていらっしゃらない方は、

短い作品なので、ぜひネットで検索して読んでみてください。

見る世界が、またまた変わりますよ。