人生百年 有為自然

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有為自然 871  赤ちゃんは 最初 みんな「無〇」だった

  赤ちゃんは 最初 みんな「無〇」だった

 

 

赤ちゃんが「無〇」とは ?

 

「無垢」と思った人は、素晴らしい。

やさしい人ですね。

自分は、違うのです。

何だと思います ?

 

人類はなぜ、これほど間違いを繰り返すのでしょう。

愚かなことをなし続けるのでしょうか。

 

そうか、

人間は誰もが最初は「無〇」だったのだと気づいたのです。

 

ところで自分は、リズム感が悪い。

前にも書いたことですが、

母の胎内にいるころから大人しかった。

産婆さんが「生まれてくる子は、女の子だ」と断定した。

生まれてしばらくは、母が縫った女の子用の産着。

誕生後も、ずっと「柳小折」のなかで大人しく寝てばかりいた。

歩けるようになるまで、なんと1年6か月。

母が実家に帰省した折、

祖父が「この子は、おかしい。病院で診てもらえ」と母を𠮟ったそうです。

その言葉に、反骨精神が刺激されたからか、

やっと立って歩いたとか。

天上天下唯我独尊」と言ったとは、聞いていません(笑)

5歳になるまで、周囲に同世代の子どもはいませんでした。

動き回らない、走り回らない生活が続きます。

 

幼少期に、刺激がなく、運動すること、身体を動かすこと、リズム … 、

そういったことを「学ばなかった」のです。

だから「運動音痴」になり、

「悲しきビリ人生」をスタートさせることになります。

音楽の方は、音やリズムがずれたということをはっきり認識できるので、

「絶対音痴」ではありません。

 

人間は「学ばなければ」、いろいろな能力を獲得することはできない。

スポーツにしても、音楽にしても。

 

最近、歴史についても、社会についてもそうだと思うようになりました。

人間は「知らないこと」「体験したことがないこと」については、

考えることはできません。

赤ちゃんは最初、「何も知らなかった」。

やがて、学んで「賢く」なっていく。

そう気づいたのです。

 

最初にかかげた言葉の正解は、

「赤ちゃんは最初、みんな無知だった」です。

 

プー〇ンのような独裁者が出現するのも、

ニホンがおかしくなってきたのも、

人々がみんな、きちんと「歴史を学ばない」から。

しかも力を持つものたちは、「歴史を学ばせない」ように仕向けている。

そればかりか、「歴史を偽造・捏造する」ことまでやっている。

 

これ以上、ニホンと世界をひどい状態にしないためには、まずは「学ぶ」。

自分の「無知」を自覚することから、スタートする。

「無知を自覚する人間」は、謙虚です。

 

久しぶりに、ソクラテスの「無知の知が浮かびました。

 

ついでに、孔子の言葉も。

「之(これ)を知るを知ると為し、知らざるを知らずと為す。

是れ、知るなり」。

  (知っていることを知っているとし、知らないことを知らないとする。

  これが、知っているということだ)

 

古い曲の、「替え歌」をどうぞ。

 

♫ ソ・ソ・ソクラテス

  プラトン

  二・二・ニーチェ

  サルトル

  みんな「無知から」大きくなった …

 

出てくる曲は、相変わらずジジイの時代のものです(笑)

若い人たちは、知らないだろうなぁ。