赤ちゃんは 最初 みんな「無〇」だった
赤ちゃんが「無〇」とは ?
「無垢」と思った人は、素晴らしい。
やさしい人ですね。
自分は、違うのです。
何だと思います ?
人類はなぜ、これほど間違いを繰り返すのでしょう。
愚かなことをなし続けるのでしょうか。
そうか、
人間は誰もが最初は「無〇」だったのだと気づいたのです。
ところで自分は、リズム感が悪い。
前にも書いたことですが、
母の胎内にいるころから大人しかった。
産婆さんが「生まれてくる子は、女の子だ」と断定した。
生まれてしばらくは、母が縫った女の子用の産着。
誕生後も、ずっと「柳小折」のなかで大人しく寝てばかりいた。
歩けるようになるまで、なんと1年6か月。
母が実家に帰省した折、
祖父が「この子は、おかしい。病院で診てもらえ」と母を𠮟ったそうです。
その言葉に、反骨精神が刺激されたからか、
やっと立って歩いたとか。
「天上天下唯我独尊」と言ったとは、聞いていません(笑)。
5歳になるまで、周囲に同世代の子どもはいませんでした。
動き回らない、走り回らない生活が続きます。
幼少期に、刺激がなく、運動すること、身体を動かすこと、リズム … 、
そういったことを「学ばなかった」のです。
だから「運動音痴」になり、
「悲しきビリ人生」をスタートさせることになります。
音楽の方は、音やリズムがずれたということをはっきり認識できるので、
「絶対音痴」ではありません。
人間は「学ばなければ」、いろいろな能力を獲得することはできない。
スポーツにしても、音楽にしても。
最近、歴史についても、社会についてもそうだと思うようになりました。
人間は「知らないこと」「体験したことがないこと」については、
考えることはできません。
赤ちゃんは最初、「何も知らなかった」。
やがて、学んで「賢く」なっていく。
そう気づいたのです。
最初にかかげた言葉の正解は、
「赤ちゃんは最初、みんな無知だった」です。
プー〇ンのような独裁者が出現するのも、
ニホンがおかしくなってきたのも、
人々がみんな、きちんと「歴史を学ばない」から。
しかも力を持つものたちは、「歴史を学ばせない」ように仕向けている。
そればかりか、「歴史を偽造・捏造する」ことまでやっている。
これ以上、ニホンと世界をひどい状態にしないためには、まずは「学ぶ」。
自分の「無知」を自覚することから、スタートする。
「無知を自覚する人間」は、謙虚です。
ついでに、孔子の言葉も。
「之(これ)を知るを知ると為し、知らざるを知らずと為す。
是れ、知るなり」。
(知っていることを知っているとし、知らないことを知らないとする。
これが、知っているということだ)
古い曲の、「替え歌」をどうぞ。
♫ ソ・ソ・ソクラテスか
プラトンか
二・二・ニーチェか
サルトルか
みんな「無知から」大きくなった …
出てくる曲は、相変わらずジジイの時代のものです(笑)。
若い人たちは、知らないだろうなぁ。