若い子が わが家にやってきた
わが家に若い子が来るなんてことは、まずありません。
子や孫がいないからです。
ところが、先日、若い子が来ました。
まだ20代前半とのことでした。
デジタル関係の会社の社員。
購入した電気機器をもってきたのです。
ラン・ディスクの設置。
蓄電池工事のあとに、
ルーターを交換することになってしまったので、
蓄電池関連の会社の仕事までやってもらいました。
自分はデジタル関係に全く疎いので、ただただ見守るばかり。
床の近くのコンセントを使っての作業も、イスに座ったまま見ていました。
まだしゃがむことができないからです。
「申し訳ない。
こんな高い位置から見下ろして。
原因不明の“足の浮腫み”の後遺症のためにしゃがめないんだ」
すると、「母もそうなんです。
手の指が曲がらなくなり、病院で検査を受け続けているんです。
原因不明だと言われています。
症状は、どんどんひどくなっているようです」
「お母さんは、何歳ぐらい」
「母は、50代半ばです」と。
若い子の母親は、自分よりずっと若い。
他社の仕事までやってもらったお礼に、買い置きの発泡酒を2本あげました。
「会社の人に見せたら、たいへん … 」
「見せなくていいよ。家に持ち帰って、冷やしてから飲んで!!」
笑顔の素敵な子でした。
20代前半の若者と話せるなんて、久しぶりのことです。
楽しいですね。
ちなみにこの子はダンセーです。
不安を覚えられた諸氏よ、ご安心を(笑)。