生まれて初めて オンライン会議に参加しました
新しいことに挑戦するのが苦手な人間です。
「オンライン会議」の経験も、ありませんでした。
ところが、ついに参加することに。
いくつかの地域の自治会や、福祉関係の団体の集まりです。
会場を二つと、
何人かはそれぞれの家庭・事務所などから参加。
自分は、30人近い会場へ。
率直に言って、他の会場からの声が聞きとりにくかったです。
高音のジョセーの声が、まるでわからない。
ここ数年の、「地域づくり」の経験を報告しました。
6ページの資料を配布。
与えられた時間は20分。
10時5分に話し始めて、10時25分ぴったりに終わる。
時間通りだったことを、司会者から褒められました。
その要点を、以下に紹介します。
地域によって事情が異なりますが、参考までに。
1 自己紹介。
勤めている時は、地域に関わっている余裕はなかった。
暗いうちに家を出て、暗くなってから帰る「仕事人間」。
地域とは、ほとんどかかわらず。
2 自治会では、議論がわかれる問題は性急に結論を出さない方がいい。
僅差の多数決ではなく、圧倒的多数の合意でものごとをすすめることが大事。
3 地域の防犯には、花壇づくりや美化活動が効果的である。
4 花壇づくり・草刈り・剪定など植物関係や地域美化のボランティアは、
参加しやすいし、まとまりやすい。
5 ボランティアの後の「ご苦労さん会」は、人間関係を密にし、豊かにした。
ワンコイン(500円)だと、自腹でも負担が小さい。
6 わがボランティアへの参加者には、自治会役員の経験者が多い。
約30人のうち、自治会の元会長・現会長(役員は1年交代)が5人もいる。
7 時間のかかるテーマは、自治会に検討委員会をつくり、委員を募集した方がいい。
8 「1年交代・全員総入替え」の役員・班長体制は、
スタート時が大変であり、継続性も難しい。
だれでも気楽に引き受けられる役員・班長のあり方を検討する必要がある。
10 「役員任期2年」、「役員の再任可」は、メリット・デメリットがある。
現行通りの「1年任期」を維持し、サポートする体制をつくることにした。
11 退職した世代のパワーを活かすことが重要。
若い世代の声を聞きながら、退職世代が地域でがんばる。
12 新しく引っ越してこられた世帯を、
自治会にお誘いする「専門チーム」を作った方がいい。
13 若い世代には、デジタルに強い人が多いので助かる。
14 恒常的に活動する「自主防災組織」が必要である。
平時の活動は、① 顔見知りになること、② 防災の知識や技術を学ぶこと。
15 地域には、さまざまな能力・知識・技術をもつ人たちが存在する。
16 子ども会活動の支援、子どもも参加できる自治会行事が大事。
若い親たち世代が参加しやすくなる。
具体的な事例を交えながら、こんな内容を話しました。
みなさんの話を聞いて感じたことは、
地域によっていろいろあるのだな、ということ。
共通したのは、
地域づくりでは高齢者ががんばらなければいけないということ。
現役世代は、大変だからです。