人生百年 有為自然

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有為自然 906  生まれて初めて オンライン会議に参加しました

   生まれて初めて オンライン会議に参加しました

 

 

新しいことに挑戦するのが苦手な人間です。

「オンライン会議」の経験も、ありませんでした。

 

ところが、ついに参加することに。

いくつかの地域の自治会や、福祉関係の団体の集まりです。

会場を二つと、

何人かはそれぞれの家庭・事務所などから参加。

自分は、30人近い会場へ。

 

率直に言って、他の会場からの声が聞きとりにくかったです。

高音のジョセーの声が、まるでわからない。

 

ここ数年の、「地域づくり」の経験を報告しました。

6ページの資料を配布。

与えられた時間は20分。

10時5分に話し始めて、10時25分ぴったりに終わる。

時間通りだったことを、司会者から褒められました。

 

その要点を、以下に紹介します。

地域によって事情が異なりますが、参考までに。

 

1 自己紹介。

  勤めている時は、地域に関わっている余裕はなかった。

  暗いうちに家を出て、暗くなってから帰る「仕事人間」。

  地域とは、ほとんどかかわらず。

 

2 自治会では、議論がわかれる問題は性急に結論を出さない方がいい。

  僅差の多数決ではなく、圧倒的多数の合意でものごとをすすめることが大事。

 

3 地域の防犯には、花壇づくりや美化活動が効果的である。

 

4 花壇づくり・草刈り・剪定など植物関係や地域美化のボランティアは、

  参加しやすいし、まとまりやすい。

 

5 ボランティアの後の「ご苦労さん会」は、人間関係を密にし、豊かにした。

  ワンコイン(500円)だと、自腹でも負担が小さい。

 

 

6 わがボランティアへの参加者には、自治会役員の経験者が多い。

  約30人のうち、自治会の元会長・現会長(役員は1年交代)が5人もいる。

 

7 時間のかかるテーマは、自治会に検討委員会をつくり、委員を募集した方がいい。

 

8 「1年交代・全員総入替え」の役員・班長体制は、

  スタート時が大変であり、継続性も難しい。

 

9 役員・班長の負担が、自治会退会者を増やす一因である。

  だれでも気楽に引き受けられる役員・班長のあり方を検討する必要がある。

 

10 「役員任期2年」、「役員の再任可」は、メリット・デメリットがある。

  現行通りの「1年任期」を維持し、サポートする体制をつくることにした。

 

11 退職した世代のパワーを活かすことが重要。

  若い世代の声を聞きながら、退職世代が地域でがんばる。

 

12 新しく引っ越してこられた世帯を、

  自治会にお誘いする「専門チーム」を作った方がいい。

 

13 若い世代には、デジタルに強い人が多いので助かる。

 

14 恒常的に活動する「自主防災組織」が必要である。

  平時の活動は、① 顔見知りになること、② 防災の知識や技術を学ぶこと。

 

15 地域には、さまざまな能力・知識・技術をもつ人たちが存在する。

 

16 子ども会活動の支援、子どもも参加できる自治会行事が大事。

  若い親たち世代が参加しやすくなる。

 

具体的な事例を交えながら、こんな内容を話しました。

 

みなさんの話を聞いて感じたことは、

地域によっていろいろあるのだな、ということ。

共通したのは、

地域づくりでは高齢者ががんばらなければいけないということ。

現役世代は、大変だからです。