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有為自然 937  産婦人科に 女子高生が次々にやってくる  221003

 産婦人科に 女子高生が次々にやってくる  221003

 

   写真は河野さんのフェイスブックより借用

  

河野さんが大学病院から町の産婦人科に移って、

若い人たちがたくさんくることにビックリした。

十代の患者さん。

その中心は女子高生。

彼女たちは、例外なく傷ついていた。

そこで、河野さんは、

高校などで、性についての講演をするようになった。

 

河野美代子さんを、ご存知ですか ?

最近、テレビで観ました。

彼女は、広島の産婦人科の女医さん。

『さらば 悲しみの性』(高文研 or 集英社という本の著者です。

 

この本の内容は、衝撃的でした。

 

当時、友人のコーコーキョーシ、K君は、

この本を使って授業を行っていました。

彼のコーコーでも、在学中に妊娠する子がいたからです。

彼の授業を、生徒たちは歓迎していました。

 

K君が行った授業。

その方法の一つは、クラス全員分の『さらば、悲しみの性』を用意し、

授業時間を使って読ませること。

もちろん、設問プリントも用意します。

かねて本を読まない子たちも、真剣に読んでいたそうです。

 

ところが、ある時期から東京都などで、

政治家たちによって性教育に対する妨害・攻撃が始まりました。

「七尾養護学校事件」が有名です。

検索してみてください。

 

今回、テレビで知ったのは、

性教育攻撃には、トーイツキョーカイの力が働いていたことです。

彼らは、こんなことにも介入していたのか。

驚きでした。

そのトーイツキョーカイと深い関係にあったセージカが、

あの人(故人)だったのです。

 

河野美代子さんがトーイツキョーカイの妨害にあっていたことを、

今回、テレビで初めて知りました。

興味のある方は、検索してみてください。

 

産婦人科の女医さんが、自分の医者としての体験をもとに、

科学的な性教育をしている。

それに対して妨害・攻撃を加えるとは。

久々に怒りがわいてきました。

 

中学生や高校生の、子どもさん・お孫さんをお持ちの方へ。

ぜひ『さらば、悲しみの性』を手に取って、読んでみてください。

 

    目次

1 傷ついた性の光景
2 性にともなう病気
3 人工中絶とはなにか
4 避妊のむずかしさ
5 十六歳の母たち
6 喜びの性を求めて

 

 

よろしければ、子どもさん、お孫さんにも薦めてみてください。

女の子だけでなく、男の子にも。

プレゼントするのも、いいかもしれません。

 

一般の大人が説明しにくいことを、

産婦人科の女医さんが語ってくれます。

大人が読む本としても、いいのではないでしょうか。

 

今日は、久々に怒りのお裾分けでした。