「窓際」と「魔女の一撃」 221023
3年ぶりの飛行機。
田舎の空港が近づき、着陸態勢に入りました。
高度がぐんぐん下がります。
地上の景色が手に取るように見えてきます。
畳を敷きつめたような、黄金色の稲田。
ああ、もう秋だったんだ。
久しぶりの光景に感激。
飛行機を利用し始めた頃は、窓際を選んでいました。
しかし、最近は通路側を希望。
頻尿のため、飛行中に一度はトイレに立っていたからです。
着陸時に早く降りるためにも、通路側を選ぶようになっています。
ところが今回は、
旅行社から送られてきた航空券が窓際の席でした。
おかげで窓からの景色を堪能できました。
頻尿対策の薬を服用していたので、一度もトイレに行きませんでした。
田舎の空港の到着ロビー。
父が生きていた頃は、ニコニコしながら迎えに来ていたものです。
父が亡くなったあとも、
空港に着くたびに父の笑顔がよみがえってきます。
一泊二日の帰省を、慌ただしく終えました。
田舎に帰っている間に、足の悪いアイカタがギックリ腰に。
重いシャッターを上げようとした途端、
「魔女の一撃」を食らったのです。
シャッターの上げ下ろしは、いつも私がやっていました。
ちなみに「魔女の一撃」は、今回初めて知った言葉です。
わが家は「フーフ相和し」、「同病相憐れむ」ことになりました。
アイカタのベッドからの立ち上がり、
階段の上り下り、食事の世話などを行う日々です。
久しぶりの重い介護生活。
その中で、自分自身もストレッチに励んでいます。
なんともトホホな二人です(苦笑)。
なかなか順風満帆とはいきませんね。