目が覚めて 最初にやったこと 221104
救急搬送の翌朝。
まず、野菜くずなどの生ごみをコンポスターに入れる。
食べ終わった後そのままにしていた、食器を洗う。
同時に洗濯機もまわす。
ギオバや母のことを思い出したからだ。
警察からの連絡で、独居のギオバを救出したときのこと。
1週間近くシャッターがおりたまま、寝たきり状態。
救急車で病院へ搬送。
台所の流しや冷蔵庫の中には、腐ったものも … 。
母が認知症を発症し入院するときは、
台所や冷蔵庫の中を必死になって空にした。
「母はもう実家に戻ることはないだろう」と思ったからだ。
生ごみ・食器洗い・洗濯の次は ?
やるべきことのメモ、やったことの記録をつけ始めた。
冷蔵庫の中の野菜、生鮮食品のリスト。
アイカタとの二人分の量を、腐る前に一人で食べ切ってしまわなければ。
連絡、処理しなければならないことを書き出す。
そして、つぎつぎに手を打つ。
郵便局に不在配達物の配達を依頼する。
ボランティア仲間に、「しばらく動けない」と連絡。
社会福祉協議会との打ち合わせを延期してもらう。
年金の共済組合あてに、扶養者の報告を投函する。
医療保険について生命保険会社に確認し、書類を請求した。
壊れたトイレを、新しいものに交換することを業者に依頼。
夏物衣類を洗濯し、収納する。
その合間に、食事をつくり食べた。
これは、「命に別状ない」とまだわからない段階の話である。
いつ落ち着くことか。
退院後、手術可能な身体になるまで、まだまだ先が長い。
まあ今より、悪くなることはないだろう。
「有為」をつづけるぞ。
いつものカラ元気で(笑)。