人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 977  「パイプづまり」の 原因が見えた !!  221201

  「パイプづまり」の 原因が見えた !!  221201

 

 

今日から12月。

早いものだ。

 

なぜ、いっさいの説明もなく、

また介護認定の意見書も引き受けてもらえなかったのか。

あくまでも「推測」であるが、次のように考えた。

 

救命救急センターに入院したときの担当医は、誠心誠意よくやってくださった。

だから一命を取り留めたのだ。

しかし彼は救急患者を受け入れ、救命することが仕事だ。

そして少しでもよくなったら、次の科に引き渡す。

 

引き受けたところは、やがて手術する科。

先生も来て下さったし、ここの病棟の看護師さんも、よくやってくださった。

 

イカタが入院中、センターの先生は通りすがりによく声をかけてくれたという。

しかし、内科整形外科の先生とは一度も会わなかった、と。

そして退院。

 

退院してから整形外科に、電話で「介護認定」ための意見書をお願いした。

すると、仲をとりついでくれたケースワーカーさんの話だと、

「意見書は町の整形外科でも書ける」と、整形外科の先生が話していたとのこと。

 

最初の病院にまた電話。

「患者本人は動かすのも大変なんです。

2回通院する予定ですから、そのときに診てもらえないか」とさらにお願いした。

今度は、「すでに予約がいっぱいだから、できない」と。

 

この間のやり取りは、何度も行われた。

コールセンターのジョセーには、

クレーマーと勘違いされたかもしれない。

 

本人は、寝たきり。

町の訪問看護中心の病院に電話したら、ていねいな対応をして下さった。

しかし、「そんな重い患者を測定する機器は、うちの病院にはない」と。

 

これで諦めかけた。

ところが、救いの主が現れた。

介護タクシーの運転手さんである。

 

「○○整形外科クリニックの先生は、きっと診てくれますよ」と。

 

どうも、大病院の整形外科の先生からしたら、

シャッターを上げる程度で引き起こした、脊椎圧迫骨折など「軽症」。

町のクリニックでじゅうぶん。

自分たちは、もっと「重傷」で複雑な患者を診なければならない。

そういうことなのだろう。

 

だとしたら、わかる。

大病院とはそういうものか。

いや、きっと担当医のせいだと思いたい。

自分もギフもその病院に入院し、手術してもらったことがあり、

感謝しているからだ。

 

研究と教育を中心とする大病院の整形外科の医師の姿勢を、

このように推測してみた。

 

 

「コロナの中等症」が、素人には「重症」に見えても、

医者からみたら「重症」ではない、のと同じなのかもしれない。

 

それにしても、少なくとも直接説明がなかったことには、納得できない。

患者本人と家族への「説明責任」というものがあるはずだ。

 

まぁ、町の整形外科クリニックの先生がちゃんと見て下さることになったから、

結果オーライなのかもしれないが。

 

教訓  大病院は、専門が細かく分かれている。

    複数の病を患っている患者を診る場合、

    科ごとの連携を緊密にしてほしい。

    パイプが詰まっているとしたら、

    どこかの科、担当医の誰かが問題をかかえているのかもしれない。

    そのことも頭に入れておいた方がいい。

    研究や教育を基本とする病院は、

    その特性をつかんでおいた方がいいのかもしれない。