人生百年 有為自然

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978  エッ !? 寝袋生活 ?  221202  

  エッ !? 寝袋生活 ?  221202

 



当初、アイカタを同室介護する予定だった。

 

ところが、長いこと寝たきりのままだと腸の動きが悪くなる。

病院からベン通をよくする薬ももらってきていた。

この薬を飲むと、夜中だろうが何だろうが排ベンしたくなってしまう。

 

イカタがベン意を催すと、

そのたびに自分は部屋から出て行かなければならない。

夜半にもそういうことが起きる。

排ベンの処理は、介護経験のあるアイカタ自身が行う。

 

その間、1階の居間で待ち、終わりの連絡を受ける寝室に帰り換気する。

そしてそのあと、寝につく。

落ち着かないので、私が居間で寝ることにした。

 

これまでわが家は、起きている間、

1階の居間でエアコン(あるいは石油ファンヒーターをつけていた。

寝るときには1階の暖房を切り、2階のエアコンを一晩中つける。

 

ところが、二重生活になったので、

丸一日、2階の寝室も居間も暖房をつけっぱなしになった。

わが家は、この二部屋しか暖房設備がないのだ。

 

居間にベッドを置く余裕などない。

そこで考えたのは、寝袋である。

寝袋2つと、ベンチコート1着を利用して寝ることにした。

床が硬いので、その後、掛け布団を縦に2つに折って敷いた。

 

 

震災にあって、体育館などで寝たらこんなものではない。

まだ自宅の部屋は暖かい。

災害時に備えた訓練と思って、気楽に始めた。

 

ところが幾夜かが過ぎて、足がつるようになった。

ふくらはぎではなく、すねである。

これにはまいった。

室温がかなり低くなっていたのだ。

そこで、一晩中エアコンをつけることにした。

 

結局、1日中、2部屋がエアコンのつけっぱなしとなってしまった。

電気代が、ものすごいことになっていることだろう。

 

 

教訓  排ベン時のことを考えると、別室での介護が適している。

    別室に寝る場所を確保できない場合は、

    寝袋・ベンチコートなどを活用するのも方法の一つ。

    災害時に備えた訓練と考えてもいいのではないか。

    もちろん、長期にわたる場合はちゃんとした寝場所を考えるべきだ。