快進撃はつづく ツールとロードマップ 221206
レンタル業者さんに運んでもらった介護用具は、次の4つ。
その威力はすごい !!
1 ベッドわきの手すり サイドタイプ
アイカタが起き上がる時は、これまで毎回、手伝っていた。
手すりができたことで、一人で起き上がることができるようになった。
2 トイレに 床から天井までのつっかい棒
用をすませたあと、一人では立ち上がることができずにいた。
そのたびに、手伝った。
棒に手をかけることで、一人で立ち上がることができるようになった。
用を足すことを、
基本的に完全に一人で行えるようになったのである。
ベッドで、オムツに用を足すのと、トイレではまるで違う。
お腹に力が入る度合いが違う。
トイレでは、フンバルことができるのだ。
3 歩行器
4輪である。
トイレへの行き来は、毎回支えていた。
歩行器を使うことで、夜中でも早朝でも、
一人でトイレまで行けるようになった。
私が寝ていても大丈夫なのである。
4 ベッドサイドテーブル
ベッドの上に座ったままでは、腰への負担が大きい。
これまではベッドのわきの小さなテーブルを使って、
横に寝たまま食事をとっていた。
テーブルを借りることで、イスに座って食事をできるようになった。
食べやすい。
時間もかからない。
消化にもよいし、身体への負担も小さい。
介護のツールによって生活が激変した。
本人の回復スピードも上がるだろう。
介護者の負担も減った。
そして12月の通院予定も決まった。
1 整形外科クリニック
骨折2カ月、退院後1カ月の段階の様子を診てもらう。
2 胃カメラ検査を行う前のPCR検査など
コロナの感染防止のために、
胃カメラ検査を行うときには必要なことらしい。
3 血液検査と胃カメラ検査
吐血するような身体では、手術は無理だとのこと。
そこで、内視鏡検査を行うことになった。
その結果については、私が聞きに行くことに。
移動による患者の負担を減らすためだ。
4 手術する科との今後の日程打ち合わせ
胃カメラも血液検査も問題がなければ、
空き状況をみて、来年早々にも手術となる。
やっと治療のロードマップが手に入ったのである。
都合4回、介護タクシーも使うことになる。
約3万6千円の出費。
この際カネに糸目はつけない、という気になってきた。
これまで贅沢をせず、何のために預貯金をしてきたのだ。
こういう時にこそ、迷わず使うのだ !!
カネなんて、あの世まで持って行くことはできない。
子も孫もいない。
後顧の憂いは何もない。
内科医の先生から
「肝機能の回復を待っていたのでは、前に進めない。
まずは、手術を行うつもりでやっていきましょう」と言われた。
納得である。
手術に向けての司令塔は、内科医の先生。
内科医と手術する担当の科とは、病院の同じフロアであり近い。
両医師の連携は、しっかりしているようだ。
12月中に、どこまで前進を続けることができるか。
いよいよ「希望のある介護」になってきた。
教訓 介護用具は、きわめてすぐれている。
回復のスピードが全く違う。
介護者の負担を劇的に減らすことができる。
治療方針が見えてくると、「希望」をもつことができる。