人生百年 有為自然

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有為自然 982  快進撃はつづく  ツールとロードマップ  221206

  快進撃はつづく ツールとロードマップ  221206

 

レンタル業者さんに運んでもらった介護用具は、次の4つ。

その威力はすごい !!

 

1 ベッドわきの手すり  サイドタイプ

    アイカタが起き上がる時は、これまで毎回、手伝っていた。

    手すりができたことで、一人で起き上がることができるようになった。

 

2 トイレに 床から天井までのつっかい棒

    用をすませたあと、一人では立ち上がることができずにいた。

    そのたびに、手伝った。

    棒に手をかけることで、一人で立ち上がることができるようになった。

    用を足すことを、

    基本的に完全に一人で行えるようになったのである。

    ベッドで、オムツに用を足すのと、トイレではまるで違う。

    お腹に力が入る度合いが違う。

    トイレでは、フンバルことができるのだ。

 

 

3 歩行器

    4輪である。

    トイレへの行き来は、毎回支えていた。

    歩行器を使うことで、夜中でも早朝でも、

    一人でトイレまで行けるようになった。

    私が寝ていても大丈夫なのである。

 

 

4 ベッドサイドテーブル

    ベッドの上に座ったままでは、腰への負担が大きい。

    これまではベッドのわきの小さなテーブルを使って、

    横に寝たまま食事をとっていた。

    テーブルを借りることで、イスに座って食事をできるようになった。

    食べやすい。

    時間もかからない。

    消化にもよいし、身体への負担も小さい。

 

 

介護のツールによって生活が激変した。

本人の回復スピードも上がるだろう。

介護者の負担も減った。

 

そして12月の通院予定も決まった。

 

1 整形外科クリニック

    骨折2カ月、退院後1カ月の段階の様子を診てもらう。

 

2 胃カメラ検査を行う前のPCR検査など

    コロナの感染防止のために、

    胃カメラ検査を行うときには必要なことらしい。

 

3 血液検査と胃カメラ検査

    吐血するような身体では、手術は無理だとのこと。

    そこで、内視鏡検査を行うことになった。

    その結果については、私が聞きに行くことに。

    移動による患者の負担を減らすためだ。

 



4 手術する科との今後の日程打ち合わせ

    胃カメラも血液検査も問題がなければ、

    空き状況をみて、来年早々にも手術となる。

 

やっと治療のロードマップが手に入ったのである。

 

都合4回、介護タクシーも使うことになる。

約3万6千円の出費。

 

この際カネに糸目はつけない、という気になってきた。

これまで贅沢をせず、何のために預貯金をしてきたのだ。

こういう時にこそ、迷わず使うのだ !!

カネなんて、あの世まで持って行くことはできない。

子も孫もいない。

後顧の憂いは何もない。

 

内科医の先生から

「肝機能の回復を待っていたのでは、前に進めない。

まずは、手術を行うつもりでやっていきましょう」と言われた。

納得である。

 

手術に向けての司令塔は、内科医の先生。

内科医と手術する担当の科とは、病院の同じフロアであり近い。

両医師の連携は、しっかりしているようだ。

 

12月中に、どこまで前進を続けることができるか。

いよいよ「希望のある介護」になってきた。

 

教訓  介護用具は、きわめてすぐれている。

    回復のスピードが全く違う。

    介護者の負担を劇的に減らすことができる。

    治療方針が見えてくると、「希望」をもつことができる。