「見果てぬ夢」ではなく「見終わらぬ悪夢」 230205
夢をよく見る。
父方の祖父もそうであったらしい。
父方の実家に帰った時、母に祖父が夢の話を始めると、
祖母が「またジイサンの夢の話が始まった」と嫌がっていたそうだ。
どうも、自分は祖父の血をひいているらしい。
退職してからも、働いていた頃のことにかかわる夢をよく見る。
親友のKくん(元コーコーキョーシ)も「同じだ」と言っていた。
以下は、彼の話である。
一番よく見る夢は、「ジュギョー準備が十分でないまま、教壇にたつ夢」。
シャカイカのキョーシなのに、スーガクを教えている。
授業で扱うページの問題を、
事前に予習し準備していないことに気づいた。
「○○くん、何番の問題を黒板で解きなさい」とセートに指示する。
セートが解いている間に、
自分も教卓で必死に問題を解きつづける夢だ。
ある時は、エーゴ。
声に出して読みながら、真剣に和訳を考えている。
どういうわけか、教えていたシャカイカの夢ではない。
カテイカのときもあった。
また、ジュギョーの始まりのチャイムが鳴っても、
なかなかショクインシツからスタートできない。
もたもたしながら、遅れてキョーシツに着く。
ジュケンのことで頭がいっぱいのセートたちの、
「また、遅刻かよ」という冷ややかな視線が突き刺さってくる。
テストの採点が終わらない夢も。
採点できないまま、キョーシツに行くと、
「センセー、まだ~」とブーイングの嵐。
「次の時間には、ぜったいに持ってくるから」と言い訳する。
ある時は、採点の結果を帳簿に記入しないまま、セートに返してしまった夢。
あわてて回収するが、集めきれない。
セートの出席を確認するための出席簿を忘れる夢も。
目覚めて、「また、ガッコーの夢か」とため息が出る。
ジュギョー準備や、テスト採点を、
自宅で毎晩遅くまでやっていた頃のトラウマである。
死ぬまで続く夢なのかと、彼は嘆いていた。
働いている頃のことが反映した夢は、自分も同じだ。
よく見るのは、偉そうにしている上司や年上の人間と口論している夢。
体力的に強い相手の場合、
「おお~、殴るならなぐってみろ」と心の中でつぶやく。
「殴ったら、タダではおかないぞ。
即、訴えてやるからな」と念じつつ。
あ~いやだ、いやだ。
死ぬまでつづく「見終わらぬ悪夢」。
今日は、何ともいやな悪夢の話でした(笑)。
みなさんは、もっとロマンのある夢をみるのでしょうね。
最後に、おメメなおし、いやおミミなおし。
好きな映画の主題歌の一つは、
「見果てぬ夢」(『ラマンチャの男』)です(笑)。
歌えないので、検索して聴いてみてください。
まとめ 働いている頃のことに関する夢に、たびたびうなされる。
Kくん(Kセンセー)のよく見る夢は、
ジュギョーの準備不足、ジュギョー遅刻、採点遅れなど。
自分は、上の者と喧嘩(口論)する夢だ。
死ぬまで続く「見終わることのない悪夢」である。