猛暑のなかで クリスマスを思う 250802

A0153さんに励まされました。
記事を続けます。
中学生の時、初めてカトリックの教会に行きクリスマスを体験しました。
荘厳な讃美歌。
♫ Glo --- ria, In Excelsis Deo
Glo --- ria, In Excelsis Deo♫
意味もわからず、一緒に歌ったのです。
この記事を書くために検索。
初めて「荒野の果てに」という曲名だと知りました。
キリスト教は、西洋文明との出会いでした。
神父さんにキリスト教や哲学についていろいろ質問しました。
中高から大学にかけて、彼の存在はきわめて大きかったのです。
「わが青春はキリスト教、いや神父さんとともにあり」でした。
さて、例の「憲法案」のつづきです。
クリスマスなど異教の行事を認めない、ということもありえます。
「憲法案」は、国家として「神道」を尊重することを目指しています。
一方、「思想・良心の自由」「信教の自由」などを守る条文がありません。
前文 八百万(やおよろず)の神と祖先を祭る
第9条 3 神話 … 教育は必修とする。
4 教育勅語など歴代の詔勅 … 教育において尊重しなければならない。

赤木俊夫さんを自殺に追い込んだ森友学園。
学園の子どもたちが「教育勅語」を唱和する映像を覚えていらっしゃいますか。
洗脳教育です。
私は、戦前の子どもたちを追体験するために必死に努力したことがあります。
「教育勅語」をほぼ暗唱できるようになりました。
「朕(ちん)惟(おも)うに、我が皇祖皇宗(こうそこうそう)
國(くに)を肇(はじむ)ること宏遠(こうえん)に …
… 一旦(いったん)緩急(かんきゅう)あれば 義勇公に奉じ
以て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運(こううん)を扶翼(ふよく)すべし」
「憲法案」に戻ります。
国が一般の人たちのスマホでのやりとりを見ることも可能になります。
この「憲法案」には、
「国民は個人として尊重される」(現行憲法13条)がないからです。
個人のプライバシーについての権利は、この条文を根拠としています。
この「憲法案」では、
性別、人種、信条や出身地などで、国民を差別する法律をつくることもできます。
労働者が一方的に賃金を下げられても、何も言えなくなります。
組合をつくり、団結して交渉し、ストライキをしたら、
そのこと自体で刑罰を受け、企業などから損害賠償を求められる危険性が出てきます。
労働者の団結権、交渉権、団体行動権(現行憲法28条)がないからです。
この「憲法案」では、徴兵も可能になります。
現在は「意に反する苦役に服させられない」(現行憲法18条)ということで、
徴兵はできません。

検閲も行われるようになります。
「検閲は、これをしてはならない」(現行憲法21条)がないからです。
政府を批判する報道は不可能になります。
世界を見渡せば、そういう国はありますね。
とにかく憲法に根拠となる条文がなければ、裁判を起こしてもダメなのです。
そもそも「裁判を受ける権利」(現行32条)もありません。
恐ろしい世界が待っています。
この「憲法案」を創った人たちの「世界観」に合わない人は、
「非国民」となるのです。
すでに「非国民」という言葉が叫ばれています。
政府の意に反する「外国人」「非国民」は日本から排除。
国家が認めない人間は「抹殺してもかまわない」という世界が生まれます。
「治安維持法」は悪法ではなかった、という言い方がすでに始まっている。
前回の記事で紹介したように、
戦前の日本においては、この法律によって多くの人々が弾圧され殺されました。