大地震が起きたら トイレはどうする ? 251001

トイレが使えなくなる。
さあ、どうする?
枝分かれした水道管のうち、
各家庭とつなぐ部分が壊れやすいのだそうだ。
そのため基準値以上の大地震の時、水道はいったんストップする。
わが地域の自主防災組織で、
避難所の防災トイレ設置訓練が行われた。
地域の中学校。
夜間などに大地震が起きた場合、
市の職員も学校関係者も駆けつけることはできない。
そこで私たち、地域の自主防災組織が出動する。
まず、避難所となる体育館を開ける。
つぎに、体育館のトイレに使用禁止のテープを張る。
教室棟に入ることも禁止。
学校再開の時、スムーズに行えるようにするためである。
自主防災組織が行うことは、避難所開設。
集まってきた避難者たちが、
自主運営できるようになるまでの準備である。
中学校での訓練を終えた後、
広域避難場所となる公園に移動。
公園トイレのわきにある防災トイレの設置訓練。
この防災トイレは、溜めおくことができるのだ。
組み立てが、むずかしい。
器用な人は、トリセツを見ながら上手に組み立てて行く。
上の写真は、スタート。
下は、完成後のものである。

だが、この程度の防災トイレの数では、どうしようもない。
わが地域の基本は、自宅避難。
私の考えは以下の通り。
庭のある人は、深い穴を掘る。
尿瓶などで尿をとったあと捨てる場所とする。
小の方は、庭の穴に入れては土をかける。
大は袋に入れて密封してためておく。
それが一番ではないかと思うのだが … 。
地域の防災トイレに集中するのを緩和するためである。
みなさん、大地震時のトイレ、どうされますか ?
地域の災害特性に応じた対策が必要だと思っています。