新たな出会い 青春いろいろ 人生いろいろ 251118

都心へ。
今年二度目である。
地下鉄の駅から、地上に出る。
高いビル。
大きな通り。
スマホで地図を見る。
さっぱりわからない。
どう行けばいいんだ。
ナビの使い方を練習しとけばよかった。
うろうろしていたら、交番が見えた。
早速飛び込む。
な~んだ、わかりやすい所じゃないか。
お巡りさんにお礼を言って、目的地に向かう。
同窓会幹事の打ち合わせである。
断るわけにもいかず、引き受けた幹事。
次回のことを話し合ったあと、居酒屋へ。
嫌いだった母校。
高校時代、自分はアウトローだと思っていた。
仲間の一人から、「シゼン、お前、同窓会に行くのか。よく行くよな~」と、
はるか以前、言われたことがある。
参加したがつまらなくて、その後やめていた。
今回の幹事5人、同じクラスだった奴は一人もいない。
1学年10クラスを越えていたのである。
みな初対面に近いが、話してみると面白い。
教師の悪口に花が咲いた。
「体育のA、あいつは、とんでもない暴力教師だった。
今では大問題になるだろうな」
「数学のBの差別的な言葉もひどかった。
これだって、今では大問題だよ」
「英語のCには、1時間、床に正座して授業を受けさせられた」
なかには、こんな声も。
「古典のD先生は、よかったよ。
卒業の時期、先生の家に遊びに行ったら、
アルコールを飲ましてくれた」
3年になると、文系・理系に分かれた。
さらにトップクラス・準トップ・普通の3ランクに。
今考えると、残酷なシステムである。
それぞれのクラス、どんな気持ちだったのだろう。
同じ高校、同じ時期に、高校生活を過ごしたはず。
ところが、みんな違うのである。
「市内」(県庁所在地)の中学校からの生徒が圧倒的だった。
〇〇中学からは、100人も。
母校は1学年500人超。
「市内」の中学出身者は、顔なじみも多い。
自宅からの通学。
小中高とたいして、生活圏は変わらない。
盛り場で遊びもしていたという。
ビートルズのレコードを買いまくっていた奴も。
ビリヤードもやっていた、と。
ところが自分のような郡部出身者は、下宿生活。
親からの仕送りだったので、カネに余裕はない。
必死に勉強していた。
明けても暮れても、勉強。
同じ高校なのに、全く違う生活なのだ。

集まった幹事メンバーの職業(現・元)もさまざまである。
海外旅行会社、
装身具販売、
弁護士、
損害保険会社、
そして自分は地方公務員。
70を過ぎた者たちに、ギラギラ感はない。
50近い時の同窓会とは、まるで雰囲気が違う。
これから、いろいろ話を聞くのが楽しみである。