20余年の年月を経て 初めて会う
遠距離恋愛ならぬ 遠距離電話 260303

お互いに会いたいと思いながら、なかなか会えなかった。
20年余の年月を経て、ようやく会うことができた。
これまで遠距離電話を通しての交流だったのである。
アイカタの友だちの娘さん。
彼女は、中学・高校・大学・大学院・就職 … 。
その時々の悩みを、アイカタに電話で相談していた。
時々、自分も参加。
先日、出張で南関東へ。
「今度こそ会いましょう」と。
あらかじめ人相書きを送っておいた。
黒ジャンパー、黒ズボン、メガネ、
猫背、頭髪(若干白髪)あり、身長167センチのジジイ。
指定の駅の改札口に時間ギリギリに到着。
若い娘が階段を下りてくる。
目が合う。
「シゼンさんですか?」
迷わず、一瞬であててもらった。
その後、待たせておいたアイカタと3人で車を走らす。
アニメのモデルになった場所を車で走る。
そして夕方から、居酒屋へ。
自分と同じ地方公務員勤務。
全く違う部署だが、若い彼女が悩んでいることは理解できる。
少人数の正規職員と、非正規職員。
3年ごとに部署や仕事が変わる。
移った年は、学び慣れることに必死。
次第に要領を得ると同時に、問題点がわかってくる。
改革のアイデアが浮かんでも、すぐに転勤。
責任をもって実行に移すことができない。
「あとの人のことも考えてね」と言われると、改善案の提示を控える。
仕事熱心な人、仕事できない人など、さまざま。

同じ職場だったら、一緒にいろいろ取り組めるだろうにと思う。
素直さ、理解の早さに感心する。
仕事の悩み、恋バナ、結婚のはなし … 。
話がつきない。
翌日の彼女の仕事のことを考え、9時半に分かれた。
イルミネーションの前で撮った写真をラインで送る。
お礼が来る。
「また会いに来ます」と。
もし娘がいたら、あの年ごろなんだろうなと思う。
子なきペアにとって、幸せな一日であった。