人生百年 有為自然

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有為自然 239    飼い犬に噛まれたはなし と 『 チャーリーの … 』

 

飼い犬に噛まれたはなし と 『 チャーリーの …  』

 

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子どもの頃、祖父母の家で、従弟と遊んでいたときのことです。

従弟に押されたはずみで、イヌの大きな体の上に倒れました。

びっくりしたイヌが、ガブリ

甘噛みだったのでしょうけど、それ以来、犬は苦手になってしまいました。

 

実家でも、犬を飼っていた時期があります。

息子たち全員が進学のために家を出たあと、安全のために。

最初は、ポインター

 

2匹目は、マルチーズ

飲んだ父が酔った勢いで、知人からもらってきたものでした。

チコという名です。

年に1~2度しか帰省しないのに、なぜかチコが興奮。

抱き上げたとき、ウレションの被害にあったことが何度も。

それでも、イヌはやっぱり苦手。

 

今回の絵本は、

『チャーリーの はじめてのよる』

(エイミー・ヘスト ぶん ヘレン・オクセンバリー え さくまゆみこ やく 岩崎書店 2012)

 

その ひは ゆき。

 だっこして、と

こいぬは せがんだ。

 

だから、 ぼくは ずっと

だっこして いえまで かえった。

ふかふかの あおい もうふに こいぬをくるんで。

ぼくが あかちゃんの とき、 つかっていた もうふだ。

 

ゆきみちで すべらないよに ようじんをしながら、

こいぬの なまえを かんがえた。

「そうだ、 チャーリーにしよう。

チャーリー・コーンがいい。

ぼくは、 ヘンリー。 ヘンリー・コーンだよ」

 

イヌの話とは知らずに、図書館で絵本を予約しました。

柔らかく温かい絵です。

色が淡くて、素敵です。

イヌ好きの方には、たまらない絵本かもしれません。

読んでもらった子どもも、きっとイヌを好きになることでしょう。