人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 87    「肩書」による 慢心って話 ?

 

   「肩書」による 慢心って話 ?

 

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貝の火』 宮沢賢治・原作

 おくはらゆめ・絵 三起商行 2017年

 

ミキハウス宮沢賢治の絵本」シリーズ。

「既刊」のものを、図書館で借り続けて30冊目です。

 

子ウサギのホモイが、川で溺れかけたヒバリの子を助けます。

親子のヒバリがホモイのところへ、

王さまからの贈り物貝の火を持ってきました。

 

貝の火」を所有したことで、

自分は何か偉いものにでもなったかのように思ってしまいます。

ホモイは慢心したのです。

キツネリスをしたがえます。

ムグラをいじめます。

 

王様からもらった貝の火とは何か。

結局、「貝の火」はどうなってしまうのか。

 

むずかしい作品でした。

キツネが盗んできたパンに対する、ホモイの父の態度も解せません。

貝の火」がますます光を強くしていったことを、どう理解したらよいのか。

 

ふと思ったのが「肩書」です。

人間は「肩書」をもつと、たいてい変わってしまいます。

いやいや引き受けた輪番の自治会長」なのに、

自分の代に何かやろうとし始めるのです。

そのために、周りが大迷惑をこうむることがあります。

 

私は、ずっと「平」でした。

管理職から、上の役職への推薦の声がかかりましたが、

「器ではありません」と丁重にお断りしました。

 

「平」だったのに、何度も入院しました。

引き受けていたら、もっと大変な事態になっていただろうなと思います。

入院の主たる原因は、過労でしたから。

有為自然 86   自治会主催の 清掃デー 「消極的」から「積極的参加」へ

  自治会主催の 清掃デー

 「消極的」から「積極的参加」へ

 

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春秋、年2回の自治会主催の「清掃デー」

 

「ぼっち住民」だったころは、

「近所の手前、出ないわけにはいかない」という「消極的参加」でした。

当時、知り合いはいません。

黙々と作業して、最後にお茶のペットボトル1本もらって帰りました。

 

今は違います。

作業の前に、ボランティア仲間から、

「道路わきのハルジオンが伸びすぎだからスッキリさせませんか」

と、意欲的なメールが届くのです。

 

集会所に行くと、

市が委託した業者が、隣の地区まで剪定・草取りをやっているよ。

近いうちに、ここら辺もやるんじゃない」と言われます。

急遽、道路周辺の草取りから、集会所の周囲に作業場所を変更しました。

 

確認できたボランティア仲間は、20人

地域清掃の参加者は、全体で100人程度です。

みんな、よく動きます。

途中から、雨が降り始めました。

私たちのグループは、区切りがつくまで手を休めません。

生垣が伸び放題、草茫々だった集会所の周りがすっきりしました。

 

面識のない方から、

遊歩道への坂のところの草刈りをしてもらえませんか」と声がかかります。

「私たちは月1回の作業です。

すぐにはできませんが、次回の作業場所として検討します」と答えました。

声をかけられた方の名前を聞いておけば、よかった。

 

自治会の清掃デー。

「消極的参加」から「積極的参加」へ。

「義務的」から「楽しみ」へ。

こんな住民が増えて行けば、地域は変わると信じています。

「秋の清掃デー」は作業後に懇親会も行うようになったので、今から楽しみです。

 

有為自然 85   民宿で レタスを食べていたら …

 

   民宿で レタスを食べていたら …

 

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苦手なもの、嫌いなものといえば、

ヘビ、ミミズ、ゴキブリ、ナメクジ、カメムシ …  。

 

庭のミニ畑を耕していて、ミミズがニョロッと出てくるとドキッとします。

しかし、土をつくってくれていると知ってからは、少し可愛くなりました。

 

以前、畑のニラにナメクジがついていました。

大嫌いなので、それ以来プランターに植えることにしています。

プランターの下には、アルミ箔を敷きました。

 

つい先日、プランターにナメクジが這っていました。

アルミが劣化して破れていたのです。

慌ててアルミ箔をつけなおしました。

 

在職中、2年間、環境問題の研究のために大学院に派遣されたことがあります。

水源地の環境について学ぶ合宿で、学生と一緒に民宿に泊まった時のことです。

朝食にレタスが出ました。

葉野菜に虫が食べた跡があるのは、

農薬を使ってないという証拠だから安全なんだよね」

と言いながら、レタスの葉を裏返しました。

そこに、何と小さな〇〇〇〇が。

ガガ~ン!!

レタスは、もう半分ぐらい食べてしまっていました。

〇〇〇〇がはいずりまわったものを口にしてしまった!!

大嫌いな〇〇〇〇!!

その日は午前中ずっと、気持ちが悪かったのを思い出します。

 

民宿を営んでいる古老夫婦は、

水源地を守るために、かつてたたかわれた方々でした。

そのおかげで現在も、水源地の山々は守られています。

そのお話を聞くための合宿でした。

ですから、〇〇〇〇のことはとても言えません。

 

〇〇〇〇という言葉もイヤなので、家ではナメック星人と呼んでいます。

レタスに何がついていたかは、もうおわかりでしょう。

カメムシも嫌いですけど、〇〇〇〇の這いまわったものを口に入れるのも … 。

 

有為自然 84   「ポットにお湯が入っていない!」 「用紙がない!」

 「ポットにお湯が入っていない!」 「用紙がない!」

 

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自分は、「何の特技もない人間」

「自慢できるものがない人間」だと思っていました。

ところがブログをつづっているうちに、いろいろ気づきます。

 

最初に思いついた特技は、「ネコの鳴きまね」

次に「すぐ動く」ということ。

あさこさんのブログを読んで、「ホーミーもできる」と。

ホーミーとは、モンゴルの民族音楽・発声法のことです。

 

思い出したのは、「早起き」「朝一番に職場に行くこと」

40年近いあいだ、職場に「朝一番乗り」していました。

 

入室すると、まず窓をすべて開けて空気を入れ替えます。

ヤカンで湯を沸かし、数本の保温ポットに入れました。

湯が沸く間に、自分でつくってきたおにぎりや

コンビニで買ったサンドウィッチを食べます。

朝食です。

そして、印刷。

ついでに印刷室の清掃や、用紙の補給もします。

 

なぜ一番に出勤するようになったのか。

勤め始めた頃、体調が悪く遅刻したことがありました。

ところが「あいつ、どうせ酒の飲み過ぎだろう」と陰口をたたかれていたのです。

親しい先輩同僚から「こんなこと言われてるよ。

気をつけなさい」とアドバイスされました。

 

それが早朝出勤のきっかけでした。

吹聴していたのは、私を「八分」にしたグループのボスです。

悔しかったので、見返してやるという気持ちでした。

 

転勤・退職したあとの、元職場でのはなし。

 

「ポットにお湯が入っていない!」、

「用紙がない!」、

「印刷室が片づいていない!」という声が出たそうです。

 

「それって、〇〇さんがやっていたんですよ」と同僚が言ってくれたとのことでした。

思わず、笑ってしまいました。

あのあと誰もやらなかったんだ … 。

 

そういうこともあったな、と思い出しました。

 

* ウォーキングコースに、ホタルブクロが咲いています。

有為自然 83    花壇づくり 生徒さんたちの笑顔が 素敵でした

 

   花壇づくり 生徒さんたちの笑顔が 素敵でした

 

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地域の花壇づくり。

今回は、高校生の園芸部も一緒です。

生徒2名、先生2名に、園芸アドバイザーの方も参加しました。

他の学校行事とぶつかったため、生徒の参加は「精鋭」2人のみとのことでした。

 

わがボランティアと老人会からは、なんと8名の参加。

総勢13名です。

バス停近くの花壇4面の土を耕し、培養土を混ぜます。

草取りもしました。

植えたのはマリーゴールドと、日陰にコリウスです。

 

たった一人で始めた花壇づくり。

3年目になって、メールで呼びかけただけで7名もの人が応じてくれました。

それに若い世代と学校関係者も加わります。

感無量です。

 

地域ボランティアをすすめるにあたっては、若い世代との共同作業を重視しています。

今のところ、花壇づくり落葉清掃

 

一緒に作業することで、

高齢者も社会の一員だと、体感してほしいと思っています。

高齢者は「汚い」「何もしていない」「不要」「金食い虫」「早く死ねばよい」

という感覚が少しでも変わればという思いからです。

 

今の若い世代は、もっともっと高齢な社会を生きることになるのですから。

高齢者への肯定的な感覚をもつことが重要だと思います。

 

作業を終えて車で帰る時に、女子生徒さん2人が思い切り手を振ってくれました。

久しぶりに10代の笑顔に触れることができました。

 

2人の高校生、3人の先生方、7人の仲間から、

エネルギーをもらった一日でした。

 

* 植えた観葉植物は、コリウスという名前だとわかりました。

  一つ一つ植物の名を覚える努力をしています。

  なかなか覚えられません。

 

有為自然 82    「マクロ何たらかんたら」で 「百年安心」 !?

 「マクロ何たらかんたら」で 「百年安心」 !?

 

 

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これまでずっと、

「高齢者一人を、何人の現役世代が支えるか」という図によって、

「このままでは危ないから、高齢者の社会保障を減らせ」と、

「若い世代」の不安をかきたててきました。

「高齢世代」と「若い世代」を対立させる図式です。

 

そして「マクロ何たらかんたら」によって、

徐々に高齢者の年金を減らし続ける、そうしたら「百年安心」なのだというのです。

 

しかし「百年安心」というのは、高齢者の生活ではなく、

制度だということがだんだんわかってきました。

それをずっとつづけていくと、

今の現役世代の支給額は、今よりもずっと低くなるということも判明します。

 

非正規が増える、消費税が上がる、老後のために蓄えろ

財布のひもはますます固くなり、消費は冷え込み、税収は減る。

すると年金の財源も減少。

そこでさらに支給を減らし、消費税を上げる。

悪循環です。

 

低所得者から絞ればしぼるほど、老後の不安はひどくなります。

 

「カネあるものからカネを」という累進課税

「富の再分配」を真剣に考える時期がきているのではないでしょうか。

カネがあるところには、カネがあるのですから。

 

これまで高齢者は、肩身の狭い思いをしてきました。

若い世代も、「将来はわが身」です。

一緒に「よりよい高齢社会」を生み出すための

知恵を出し合う必要があると思っています。

現在の高齢者、未来の高齢者、そしてすべての人の生存を保障する社会を。

 

今日も朝から、真面目な話になってしまいました。

 

* ウォーキングコースに梅林があります。

  梅の実は収穫されず落ちたままです。

  もったいない、という気分になってしまいます。

有為自然 81   ヒナゲシって ポピー・虞美人草のことだった !!

  ヒナゲシって ポピー・虞美人草のことだった !!

 

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久しぶりに、宮沢賢治の絵本を借りてきました。

『ひのきとひなげし』

宮沢賢治・原作 出久根育・絵 三起商行 2015年)

 

アグネス・チャンの歌でも有名なヒナゲシ

ポピーのことであり、

「虞や虞や、汝をいかんせん」の虞美人草だったとは、

今回、この本を借りるまで知りませんでした。

 

『ひのきとひなげし』には、

ひのきひなげし、そして悪魔とその弟子が登場します。

 

「ああつまらないつまらない、もう一生 合唱手(コーラス)だわ。

いちど女王(スター)にしてくれたら、あしたは死んでもいいんだけど。」

というひなげしたち。

 

悪魔をしりぞけたあとで ひのき は言います。

 

「… スターになりたいなりたいと云っているおまえたちが

そのままそっくりスターでな、

おまけにオールスターキャストだということになってある。

それはこうだ。 聴けよ。

  あめなる花をほしと云い

  この世の星を花という。」

 

しかし、ひなげしたちは … 。

 

ひのきがやったことは、おせっかい ?

 

「おせっかい」で思い出したこと。

職場で、まだ「分煙」が叫ばれていたころ、喫煙コーナーの設置に努力しました。

今は「全面禁煙」になっています。

女子休養室もなかったので、女性職員と協力して、

いくつものロッカーを動かして、女子専用の「休養コーナー」をつくりました。

 

多くの職員に感謝されましたが、

一部の女子職員から「そんなの必要ない」と言われたのです。

エーッ !!

今思い出しても、ウーン … 。

何が気に障ったのか。

人徳のなさですね(笑)。

 

  71~80 記事一覧

 

71 着地寸前に急上昇、エアポケット、濃霧 … 何度乗っても飛行機は緊張する。

72 母が認知症になる前に、メモ用のノートを渡した。しかし、手遅れだった。

73 猛暑の夏、何度電話しても母が出ない。そして入院・入所。

74 入院までの1週間、母と二人で過ごした。とても穏やかな日々だった。

75 県都への峠道、無人のサービスエリア。 もう実家に戻ることは … 。

76 人生をやりなおせるとしても、小学校時代には戻りたくない。

77 ビートたけしの『少年』は、身につまされる

78 ボランティアを始めてから、市役所の職員の知り合いが増えた。

79 沖縄在住のお笑い芸人の「せやろがい おじさん」を、ぜひ一度ご覧ください。

80  通勤途上の車のラジオから、「五千万円ためなさい」という声が流れてきた。