人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 1415 水の中で車が止まった ブレーキがきかない  260822

   水の中で車が止まった ブレーキがきかない  260822

 

 

前夜の豪雨で、道路に大きな水たまりができていた。

そのまま突っ込んだ。

途中で車が止まってしまった。

 

あわてて車を降りた。

運転席側のドアを開けたまま、手で押す。

少し動いたところで、ハンドブレーキを引く。

ゆるやかな勾配だったために、

独力で水たまりから脱出することができた。

 

エンジンをかける。

どうにか走り出した。

ところが今度は、ブレーキがきかない。

繰り返し踏み込み続けた。

止まらなかったら、どうしよう。

必死だった。

何とか止めることができた。

 

数十年前の、通勤途上のことである。

今考えても、恐怖心がよみがえる。

 

 

今では、水没したときの対策もとっている。

先がとがった脱出用ハンマー。

常に運転席わきのドアポケットに入れている。

アンダーパスの位置も、しっかり頭に入れている。

 

冠水した道路を走る車を、テレビで見るたびに思う。

車が止まってしまうことを、彼らは想定していないのか、と。

脱出用ハンマーを常置しているのだろうか、と。

 

一度、恐怖を味わったものは憶病になる。

自分には石橋をたたくほどの慎重さはないが、

とにかく危ないことは避ける。

 

このクニの人々は、災害の教訓から学ばないのだろうか。

ものごとを合理的に考えないのだろうか、と。

いつもそう思ってしまう。

 

豪雨はなぜ起きるようになったのか。

地球温暖化が根本的な原因だろう。

都市型災害がどうして起きるのか。

儲け最優先の都市開発、一極集中にあるだろう。

これまでの政策を大転換しなければダメだと思う。

 

「強い国」というなら、「災害に強い国」をつくるのが筋だろう。

ミサイルを増やして、相手国の攻撃力を高めるなど論外である。

 

災害にしても戦争にしても、危険度をひたすら低めること。

とにかく「災害に強い国」づくりをしたい。

世界各国に対しては、災害救助で力を発揮したい。

そういうクニにしていきたいものだ。

 

臆病者は、いつもこんなことばかりを考えている。

有為自然 1414 真実は 「墓」の中に眠っている 260819

   真実は  「墓」の中に眠っている  260819

 



勤め始めたころ、つまり20代。

どうしても行きたいところがあった。

このクニで一番大きい前方後円墳。

一度、この目で見てみたい。

 

「仁徳天皇陵」をぐるりと回った。

堀の向こうに、こんもりとした森が見えるだけだ。

教科書に出てくるような「前方後円」には見えない。

 

函館の五稜郭タワーのような、見学のための高い塔があったらなと思った。

観光上も儲かるだろうにと。

あれから40数年。

見下ろすのは「不敬」にあたるからダメなのか。

 

小中高では、「仁徳天皇陵」と習った。

ところが、「仁徳天皇の墓」という証拠はないのである。

現在、教科書には「大山(だいせん)古墳」などと書かれている。

「伝仁徳天皇陵古墳」とか「仁徳天皇陵と伝えられる古墳」とも。

真実を明らかにするには、発掘すればいい。

簡単なことだと思うのだが。

インディ・ジョーンズのような考古学者はいないものか。

 

 

9世紀初頭の「平城天皇陵」は、「円墳」だとされていた。

ところが平城京発掘調査のときに、「前方」部が発見された。

つまり「円墳」ではなく、「前方後円墳」だったのである。

 

平城京は710年に完成した。

ところが平城天皇が死んだのは、100年以上あとの824年である。

本人が死ぬ100年以上も前に、墓が壊されていた?

つまり、「平城天皇の墓」ではなかった。

あるいは、「後円墳」の部分を、平城天皇の陵墓に再利用したのかもしれない。

これも、発掘すればわかることだ。

 

「天皇陵」の発掘は、許されていない。

宮内庁は

「陵墓は皇室が今も祭祀を行っている、

生きた墓なので、静けさと尊厳の保持が最も重要であり、

発掘や立ち入りは厳に慎むべきだ」と言っているようだ。

 

しかし、本当は「古墳の真実」が判明することを恐れているのだろう。

「渡来人」由来のものが出土すること、

つまり天皇家の先祖には、朝鮮半島由来の人々がいること。

それが判明することが嫌に違いない。

 

しかし平成の天皇(現上皇)は、

先祖が百済出身であったことを率直に認める発言をしている。

 

「私自身としては、

桓武天皇の生母百済の武寧王の子孫であると『続日本紀』に記されていることに、

韓国とのゆかりを感じています」

 

 

真実が明らかになると、困る人たちがいるのだろう。

その人たちが、古墳発掘を妨げている。

「天皇は生粋の日本人であって、朝鮮半島出身者ではない」と。

 

一刻も早く、学術調査が行われてほしい。

 

以上のような内容を含めた、夏休みの「自由研究」に追われている。

まとめ終えるのも、もう一息だ。

 

有為自然 1413 8月は父の月 タカサゴユリ 260816

   8月は父の月 タカサゴユリ   260816

 



以前、お盆のころになると、

庭に白いタカサゴユリの花が咲いていた。

花を見るたびに、父を思い出した。

 

タカサゴユリが外来種で、在来種と交雑するということを聞いた。

それ以来、道路でみかけても抜くようになった。

わが庭には、もちろんない。

 

父が上京するたびに、私は靖国神社に連れて行くように頼まれた。

戦死した(父の)兄と弟の霊を拝むためである。

 

父の実家の仏壇が置かれた部屋には、

二人の軍服写真が飾られていた。

子どものころは、戦争の何たるかなどわからず写真を見ていた。

 

靖国神社に祀られた「英霊」というが、

自分には国家が引き起こした戦争による「犠牲死」としか思えない。

 

戦死した軍人・軍関係者は約230万人。

そのうち、餓死・戦病死が約140万人だという。

多くは、「名誉の戦死」などではない。

 

戦争を起こした指導者たち、

無謀な作戦で兵士を死に至らしめた軍の作戦指導者たち。

本来なら、彼らに怒りをもつところである。

ところが、戦死して「英霊」なったとすり替えられる。

 

「英霊」「名誉の戦死」、政治家たちの参拝。

そんなことをニュースで見るたびに、

そんなことを思ってしまうのである。

 

有為自然 1412 災害大国 自給率小国 8月15日を前に思う  260812

   災害大国  自給率小国

    8月15日を前に思う    260812

 

 

猛暑、

さらに40℃を越す酷暑、

地震、

台風、

豪雨、

線状降水帯、

豪雪 … 。

 

住居の全壊、

半壊、

停電、

断水、

段ボールベッドのない避難所、

雑魚寝、

トイレ使えず、

入浴できず、

着替えも … 。

 

食料自給率37%、

コメ不足、

エネルギー自給率15%、

ホルムズ海峡封鎖、

人口減、

労働力不足 … 。

 

このような状況で、さらに災害が重なることも多い。

 

はたしてこのクニは、戦争することが可能なのだろうか。

長期にわたって戦い続けることなど論外だと思うのだが。

 

災害大国・自給率小国には、戦争する体力も余裕もない。

みなさん、そう思いませんか。

 

1年のうちに、酷暑、猛暑、豪雨、台風、豪雪が襲ってくる。

いつどこで、地震が起きても不思議はない。

こんなクニが、どうして長期戦などできるのか。

 

抑止力強化、

敵基地攻撃のミサイル配備、

司令部の地下化、

自衛隊病院の増強、戦傷者の治療訓練、

戦死者のための、自衛隊と葬祭業者との協定、

南西諸島の住民避難計画など、

「戦時」準備はどんどん進んでいる。

政府トップは、敵対相手国を挑発しつづけている。

 

みなさん、おかしいと思いませんか。

 

     「東京新聞」より借用

戦争をいかにして回避するか。

いかにして平和で安全な関係をつくっていくか

 

8月15日を前にして、そんなことを考えています。

有為自然 1411 飛鳥・奈良の旅 & 女性天皇の時代   260809

   飛鳥・奈良の旅 & 女性天皇の時代 260809

 



就職したばかりのころ。

初めての旅は、飛鳥・奈良だった。

それまで行ったことがなかったのである。

職場の同僚たちと3人で。

 

東大寺の大仏。

柱の穴をくぐり抜けることができた。

あの頃は、今よりもっと細かった。

 

興福寺阿修羅像。

薬師寺東塔。

唐招提寺屋根瓦に柱。

 

日本史教科書で見るものばかりである。

それまで「生」で見ることはなかった。

すべてに感激した。

 

恋した仏像がある。

中宮時の半跏思惟像。

ほっそりとした姿は、女性を感じさせる。

 



石舞台古墳

蘇我馬子の墓と言われている。

乙巳の変(私たち世代は、「大化の改新」と習った)で蘇我氏が倒された後、

古墳を覆っていた土が取り除かれたのではないか、と。

 

旅したのは、今から半世紀近く前。

春の飛鳥の地は、のんびりしていた。

甘樫丘も歩いた。

また行ってみたいものである。

 

話変わって、次の「しゃべりば」に向けて、

天皇の歴史を調べている。

 

飛鳥・奈良時代。

178年の間に天皇は17人。

その半分の約90年間は、8人の女性天皇

初めて、数字で確認した。

 

 

彼女たちの在位した時代。  赤い字が女性天皇。

 

  33 推古 592〜628(36) 冠位十二階の制  憲法十七条

               小野妹子遣隋使派遣  飛鳥寺 法隆寺

    34 舒明 

  35 皇極 642〜645(4) 乙巳の変(大化の改新)

    36 孝徳

  37 斉明 655〜661(7) 白村江の戦いの準備  大土木工事

    38 天智  39 弘文  40 天武

  41 持統 690〜697(8) 藤原京遷都

    42 文武  

  43 元明 707〜715(9) 平城京遷都  『古事記』編纂

  44 元正 715〜724(10) 養老律令の施行  『日本書紀』完成

    45 聖武

  46 孝謙 749〜758(10) 東大寺大仏開眼

    47 淳仁

  48 称徳 764〜770(7)

 

飛鳥・奈良時代のほぼ半分「女性天皇の時代」

「男系男子」にこだわり、

女性天皇を認めないのは、どう考えても納得できない。

 



もともと日本は、母系制社会。

女王卑弥呼は、弟とともに統治した。

 

天皇家の始祖神・天照大神は、女神ではないか。

 

摂関政治で実権を握った藤原氏は、

天皇の母方である。

 

「男系男子」を決めたのは、明治政府。

男尊女卑の思想と、

軍神=男性にこだわった結果であろう。

 

日本国憲法の精神にもとづけば、

次の天皇は、天皇の長女である愛子天皇になるのが筋だろう。

 

だが、皇族は人権を奪われた気の毒な人たちである。

将来的には、国民の総意で、

さまざまな縛りから解放されることが望ましいと思っている。

有為自然 1410 さくらの 花さく 3月の …  260807

   さくらの 花さく 3月の …  260807

 



さくらの 花さく 3月の、

おひさま いっぱいの 朝はやく、

ぼくは このよに 生まれたんだ。

「こんにちは、おかあさん!」

 

読みながら、自分を重ねる。

自分だったら、

桜でなくレンゲソウかな、と。

 

祖父が、

妊娠中の母のためにワカメをたくさんもってきてくれた。

母がワカメをいっぱい食べたから、

自分は、この年齢になっても髪がふさふさしているのかな。

など、思わず頭に浮かぶ。

 

話がそれてしまった。

 

田畑精一さんの絵本『さくら』。

やさしい絵である。

自伝に近い絵本かなと思って、

作者の生まれ年を見た。

やっぱり。

 

あらすじを書くわけにはいかない。

 

 

こういうやさしいタッチの絵本は好きだ。

 

時代背景を理解するのが、

子どもにはむずかしいかな。

大人向けの絵本なのかもしれない。

 

8月のこの時期、

ぜひ、図書館で手に取ってみてください。

子どもに説明してあげるのもいいかな。

有為自然 1409 マッチョでない人間は 力の差を見る たたかわない方法を考える 260804

  マッチョでない人間は 力の差を見る

    たたかわない方法を考える   260804

 

 

大学時代の話。

警備員のアルバイトでの体験。

工事現場のエレベーターの中で、

巨漢に土下座させられ、

ヘルメットの上から頭を靴で抑えつけられた。

その時の恐怖を、忘れることができない。

 

飲んだ席で、

体育系大学出身の同僚に羽交い絞めされた。

あがいても、全く動けなかった。

 

自分は、肉体的に弱い人間である。

腕力に対して、腕力で勝てるわけがない。

物理力で争うことなど、考えたことはない。

 

どうするか。

知恵、誠実さ、日常の振る舞いで勝負していく。

 

クニとクニの争いも、そうだと思っている。

勝てる相手なのか。

まずは、国力を比較する。

以下の数字は、AIを利用した。

 

日本と中国の国力を比べる

 

     人口   面積    軍事費   兵力    名目GDP   購買力平価GDP

中国  14億人  960万㎢  33兆円  200万人  18.7兆ドル  41.2丁ドル

     12倍   25倍   3.7倍   8.7倍   4.5倍     5.8倍

日本  1.2億人  38万㎢  8.9兆円  23万人    4.2兆ドル    7.0兆ドル

 

日中間の戦争で 貿易がストップして 大打撃を受けるのは 日本

 

日本 輸出相手国 1位 中国 約19~20%

   輸入相手国 1位 中国 約21~22%

 

中国 輸出相手国 5位 日本 約4%

   輸入相手国 5位 日本 約5~7%

 

食料自給率・エネルギー自給率の比較  日本 長期戦は不可能

                中国   日本   ウクライナ

食料自給率 (カロリーベース)   70~80%  38%   100%を大きく超える  

エネルギー自給率       5~6割   15%   数十%~70%    

 

ウクライナが4年も持ちこたえている大きな理由の一つが、

食料自給率の高さなのだそうだ。

 

かつてわがクニは、国力に圧倒的な差のあるアメリカを敵にした。

全国200カ所もの空襲を受けた。

東京・広島・長崎・沖縄 … 

 

与党の政治家たちは、軍事力で勝負しようとしている。

マッチョの思想で、こりかたまっているのか。

知恵も、対話する能力もないのか。

睡眠不足で、頭脳はたらかないのかもしれない。

 

知力をつくし、誠意をつくし、

憲法9条の精神で対話・外交するのが一番だと思っている。

 

 



どんなイヤな相手でも、対話する。

米中首脳は、すでに会って話しているではないか。

政府のトップが中国と対話できないのは、

世界中で、わがクニぐらいではないか。

 

敵をつくらない。

味方を増やす。

紛争は起きても、戦争をしない関係・地域をつくっていく。

たたかわずして、勝つ。

 

「しゃべりば」では、以上のようなことをしゃべっている。

この10か月で、9回、約120人の参加。

少しずつでも、戦争NOの動きが広がることを願っている。