どんな相手にも 言い負かされない ? 240409
もっと早く知っていれば、
冷静に議論することができたかもしれない。
退職するまでは、とにかく相手にぶつかっていった。
怒りにまかせ、義憤にかられ。
味方になってくれる人もいたが、敵もつくった。
恨まれもした。
その中間にいる人たちからは、
「危ない人」「近づかない方がいい人」になってしまった。
次第に「穏やかな人」と思われるようになったのだが。
議論の前提として、知っておけばよかったと思ったことをいくつか。
「意見」とは、「価値観 + 理屈」。
価値観のない意見は、「屁理屈」。
なるほど。
個人の意見を決定づけるものは、あくまでも個人の「価値観」。
裁判官にも、それぞれ「価値観」がある。
同じ法律を使っても価値観によって、異なる判決が出てくる。
今まで、裁判というものは同じ結論が出るはずだと思い込んでいた。
新しい「事実」が「価値観」を変える。
「事実」は理屈よりも強い。
世論や時代の変化により、裁判官の判決も変わってくる。
そういうことなのか。
次の言葉にも、なるほどと思った。
ネットは「賢者をより賢く」、
「愚者をより愚かに」するツールである。
異論をはく人と話すこと、
幅広く、本・新聞・人間から知識・情報を得ること。
以上は、『議論の極意 どんな相手にも言い負かされない30の鉄則』から。
統一協会(教会)関連の訴訟で有名な、紀藤正樹さんの著書(SB新書)。
興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。
まとめ 『議論の極意』は、勉強になった。
【つぶやき 7】
小林製薬は、「大阪ヘルスケアパビリオン」に5億~10憶円未満の協賛金。
メタンガス爆発の危険がある万博会場。
依存症を生み出すカジノ、その準備のための万博。
能登半島復興の妨げ。
不都合な真実を語るメディアは「出禁」。
「命と報道の自由をおびやかす万博」なのか ?