想定外の連続 弾丸帰省 (前編) 240413
目が覚めたら、どしゃぶり。
タクシー会社Aに電話。
録音の声で、「この時間は、スマホアプリでお願いします。
6時が過ぎましたら、電話で対応します」と。
今やスマホを使いこなせないと、タクシーも呼べないのか。
何とかしなきゃ。
高齢スマホ弱者は、どうしたらいいんだろう。
そこでB社に電話。
「この時間、車がいないのですよねぇ。
お客様には悪いですけど、探すのは難しいと思いますよ」と。
この土砂降りの中、駅まで歩くのか(溜息)。
念のため、さらにC社に電話。
「10分後に行きます」との返事。
ホッとした。
翌日、帰りのタクシーで運転手さんに聞いたら、
「雨の日の午前5時台のタクシー」はほんとうに難しいらしい。
電車を2度乗り換えて、羽田へ。
着いて、まず腹ごしらえ。
朝食セットメニューしかない ?
「牛丼 + 蕎麦」を注文したが、量が多すぎた。
腹いっぱいになってしまった。
でも、これがあとで功を奏する。
雨のために、離陸が1時間近くも遅れた。
叔母と母の老人ホーム、それぞれの予約時間に間に合うかどうか。
ギリギリ ?
飛行機に搭乗。
なんと冷房が入っている。
寒い。
冷えるので、ひざ掛けをCAさんにお願いした。
すると、「コロナ以来、ひざ掛けを貸していない」とのこと。
頻尿症なので、着陸するまで不安な心理状態がつづく。
1時間遅れで、帰省地の空港に到着。
昼食抜きでレンタカー会社へ。
昨年まで乗っていたハイブリッド車が準備されていた。
ラッキー!! と思ったら、最新型である。
機器も操作の仕方も、いろいろ違う。
20年の歳月は、恐ろしいものだ。
浦島太郎をまたまた実感。
音量調整すらできないまま走った。
* 車を返すとき、やり方を教えてもらう。
な~んだ、やっぱりここか。
もっとしっかり確認すればよかった。
(話をもとに戻す)
急いで発進する。
ところが、座り心地が悪い。
運転席が低すぎるし、背もたれの角度が悪かった。
(現在乗っているSUV車の運転席はずっと高いのだ)
このまま走行したら危険だと判断。
最寄りのパーキングエリアに入り、運転座席を再調整する。
再スタート。
しかし間違ってPAの出口から外へ出てしまった。
高速から降りたのだ。
すぐ近くのガソリンスタンドで、高速の入り口を教えてもらう。
ターンして、高速に再進入。
はたして予約時間に間に合うのか。
想定外の事態は、まだまだつづく。