睨みつける人 と 「希望の星」 240119
ずっと私たちを睨んでいる人がいます。
そこで、たずねてみました
「何か、あるのでしょうか」
「ツバキを切るより、あの枯れた木を切った方がいい。
道から離れているのだから、チャドクガは関係ない。
枯れ木の方が危険だ」
「市と協定を結んだうえで、剪定しています。
枯れ木は大きいので、素人が伐るのは難しいのです。
伐採を市にお願いしています。
予算の関係上、今すぐというわけには … という話でした。
もう一度、お願いしてみます」
それでも憮然としたまま、まだ睨み続けていました。
樹木の剪定をめぐっては、住民それぞれいろんな思いを持っています。
「伐るな」と抗議してくる人もいます。
今年初めての剪定ボランティアでのことです。
そのあと4年ぶりの、ボランティアの新年会。
メンバーのSさんは80代後半。
週2~3日、会社勤務。
病気の妻さんの世話も。
地域のボランティアに積極的に参加。
花植え、草刈り、剪定、雪かき、自主防災、自治会 … 。
車の運転もされます。
近いうちに、最後の免許更新をするそうです。
今年は、米寿だとのこと。
ボランティアメンバーにとっては、高齢世代の「希望の星」です。
次回の飲み会は、お祝いもかねることに。
彼の次の言葉は、とても心に深く残ります。
「退職して何もすることなく、
奥さんと二人だけで一日中、家の中にいる人。
いったいどういうお考えなのでしょうね。
一度お聞きしてみたい」
まとめ ボランティアの最中、じっとこちらを睨んでいる住民がいた。
説明しても、憮然としている。
4年ぶりの新年会。
Xさんは、今年米寿。
私たちの「希望の星」だ。
裸の王様 メモ 53 すでに29年 さらに12年
工事期間は、これから9年3カ月。
引き渡しまでは12年。
地下数十メートルにわたる軟弱地盤。
難工事。
工事期間はさらに伸びる可能性も。
しかも、12年後に絶対返還されるかどうかわからない。
i995年の少女暴行事件から、すでに29年。
1996年、日米両政府は普天間飛行場を「5~7年以内に返還」と約束した。
国土面積の0.6%しかない沖縄県に、米軍基地の約7割が集中。
同県辺野古に、移設する。
県民の圧倒的多数は、反対。
「話し合いたい」と言う県知事に対して、岸田首相は拒否。
「ていねいに説明」と言いながら、「聞く耳」をもたない。
政府を忖度する裁判官たちの判決で、工事強行へ。
「世界一危険な基地」を、「1日も早い全面返還」と政府は言う。
すでに事件から29年。
さらにこれから、12年以上。
合わせて41年以上も負担をかけつづける。
どこが「1日も早い返還」なのか。
「東京新聞」(1月11日)の記事を参考にしました。