「卒業」を前に 感謝 感謝 感謝 250111
訪問リハビリが始まって半年。
最初に「介護者が倒れないことが大事」と言われた。
そこで自分もトレーニングに取り組んだ。
いろいろ学んだ。
自身の猫背、腰痛、霜焼け … 。
その原因は、「筋肉」が弱いことにある、と。
背筋、腹筋、大殿筋、ふくらはぎ、その他の筋肉 … 。
振り返れば、小中高を通じてカケッコは万年ビリ。
足の「筋力」がないから、早く走れるわけがなかったのだ。
逆上がりは、一度もできなかった。
腹筋も、腕の筋肉も、地面を蹴る足の筋肉も弱かった。
できるわけがない。
スポーツが苦手なのは、
これまでずっと「運動神経」が悪いからだと思いこんでいた。
「筋力」があれば全然違ったのだと、今になってわかる。
生まれて1年半、歩くことができなかったと聞いた。
寝てばかりの大人しい赤ちゃんだったと。
5歳になるまで、近所に同世代の子どもは全くいなかった。
幼い頃、走り回ったという記憶が全くない。
そして保育園、小学校。
体育、運動会が大嫌いな生活が始まる。
子どもの時に、今回の介護士さんのような人に出会っていたらと思う。
筋肉の鍛え方を教えてもらっていたら、全く違う人生になったのではないか。
猫背でなく、腰痛もなく、霜焼けもない老後。
介護士さんに筋肉の鍛え方を教わることができた。
80代、90代になっても、筋力は鍛えることができるとも。
介護士さんに出会うことができて、本当によかった。
アイカタの訪問リハビリ。
その「卒業」を前にして、彼に感謝、感謝である。