石橋をたたいて渡り 大山鳴動してトラ1匹 ?
出たのは「陽性」 10万人に1~2人の ○○ 症候群
231030
石橋をたたいて、診察・検査をくりかえしました。
検査、検査の連続です。
「どうせ今度も『原因不明です。様子を見ましょう』だろうな」
そう思っていました。
ところが大山鳴動ネズミ1匹どころか、
「陽性」が出てしまったのです。
「どうせ … 」と思っていたので、筆記用具も持参していませんでした。
医者にボールペンを借りて、メモを開始。
帰宅してからネットで検索すると … 。
10万人に1~2人の発症。
風邪症状や下痢といった感染症の症状のあとに発症。
原因は、感染症を引き金として免疫機構が活発になった結果、
自分自身の末梢神経を攻撃してしまうことが考えられる、と。
重症例では呼吸筋の麻痺、自律神経障害により生命にかかわる場合も。
死亡率は約1%。
約20%の方は発症から1年後にもなんらかの障害が残存。
再発は2-5%の人にみられる。
病名は、ギランバレー症候群。
兵庫県医科大学病院のガイド(hyo-med.ac.jp)を利用。
この夏、手足の指先がジンジンし、足に力が入らず萎えた状態でした。
歩行に力が入らず、猫背も腰痛もひどくなり … 。
このまま衰えていくのかと、不安でたまりませんでした。
「手袋靴下型感覚障害」とも、医者から説明されました。
治ってはいるそうです。
「今もジンジンするのは後遺症でしょう。
再発ということはあまりなく、次第に症状は消えるでしょう」と。
大原麗子がかかっていた病気だそうです。
原因がわかって、ホッとしました。
でも10万人に1~2人で、重篤の場合は … という説明には驚きます。
後遺症がひどい場合、リハビリも必要だそうです。
最初に、かかりつけの先生が、
「ギランバレー症候群の疑いがあります。
A病院の膠原病内科で検査してみてください」と紹介状を出してくれました。
A病院でいろいろ検査があったのち、
「検査した限りでは、見つかりませんでした。
でも100%ではありません。
心配でしたら、B病院の脳神経内科に紹介状を出します」と。
「ここまでやったのだから、とことん調べてもらおう」と、
紹介状をもってB病院へ。
そして検査の結果、ギランバレー症候群が判明したのです。
かかりつけ医の新しい先生には、
半年間苦しんだ足の浮腫みの原因を突き止めてもらい、
血圧も安定させてもらい、
ギランバレー症候群の疑いも指摘してもらいました。
大々々感謝です。
まとめ 3つの病院で診察・検査をした結果、病名がわかった。
ギランバレー症候群。
3つの医療機関と先生方及び医療関係者に感謝である。
石橋はたたいて歩る、これが大事だと痛感した。
一言メモ 38 薬の情報は すぐには反映されない ?
1ヶ月に8回も通院を繰り返した。
そのたびに「お薬手帳」を見せる。
そして処方箋をもって、調剤薬局へ。
薬を受けとる時に、薬剤師さんに薬の説明を受ける。
他の病院、他の科からの薬の併用に問題がないかのチェックも。
薬剤師さんが、医師に問い合わせて変更された例もあった。
マイナ保険証になったら、どうなるか。
「マイナ保険証の医療情報は、
診療報酬明細書(レセプト)という医療費の請求データがもとになっている。
厚労省によると、
レセプトがマイナ保険証のデータとして反映されるのは、
診療を受けた月の翌月11日以降。
閲覧可能となるまで、
長いと約1カ月半かかることもあるという」
(「朝日新聞デジタル」2023年7月18日より)
病院にかかることの多い高齢者には、役立たない !!
どこが人にやさしいのか。
マイナ保険証を推進する政財官の人間たちは、
医療の現場を知っているのか ?
問いたいものだ。