人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 799  こんばんは  わんわんわ

  こんばんは  わんわんわ

 

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師走のあわただしい中、

気分転換しませんか。

 

   夜道       辻征夫

夜道で犬と会った

「こんばんは」

「わんわんわ」

   …

   * 「わんわんわ」に思わず、笑ってしまいました。

 

   宣言       石川逸子

びっくりしたでしょうね

私もびっくりしたのだから

なぜ 私をきらいってかげでいろいろな子に言うの

別にどこもって言うの ではなぜきらいって言うの

みんなが言ってるからって言うの でもみんなってだれとだれのこと

静かに静かに聞いたんです

六年間いわれなく ただ私がのろまで勉強もあまりできなくて家も小さく狭いために

きらわれつづけた くやしさを

はじめて がまんすることをやめた

中学生の秋

そばについていてくれた友がいたにしろ

きちんと言える自分がうれしかった

ごめんね 泣いてしまった相手があわれでした

夕やけが燃えていました

 

   * 中2の時、

                  女子の一部に蛇蝎のごとく嫌われていたことを思い出しました。

     もし、彼女らに「どうして?」って聞いて、

     「成績がいいからって、私たちを見下している。

     暗い。 雰囲気がイヤだ」と言われたら、どうしたんだろう。

     ますます落ち込んで、暗くなってしまったかもしれません。

 

水鳥やむかふの岸へつういつい   広瀬惟然

 

猫の子に嗅(かが)れてゐるや蝸牛(かたつむり)   椎本才麿

 

畑打つや土よろこんでくだけけり   阿波野青畝

 

水底を見て来た顔の小鴨(こがも)かな   内藤丈草

 

雪とけて村いっぱいの子ども哉   小林一茶

 

   * どれも、ほのぼのとしてていいですね。

 

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ゆめの世をゆめでくらしてゆだんして ろせんをみればたった六文   木喰上人

 

   * これは、おもしろい。「三途の川」を渡るには、六文銭が必要ですよね。

     秀吉の辞世の歌も思い出しました。

       つゆとおち つゆときえにし わがみかな

         なにわのことも ゆめのまたゆめ

 

今日も、『おーい ぽぽんた』からの抜粋でした。

どうでしたか ?

 

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そろそろ、本の返却日。

返しにいかなきゃ。