宮澤賢治の『鹿(しし)踊りのはじまり』
子ヤギと 東北訛りの友人を思い出します
『鹿(しし)踊りのはじまり』
嘉十が芝原に置いてきた栃の団子と、
忘れてきた白い手拭い。
嘉十が草の陰から、そっと見ると、
鹿がそのまわりを、走ったり跳んだりしています。
鹿が跳ねたりする様子を読みながら、
小中学生の時に飼っていた、子ヤギを思い出しました。
生まれてしばらくの間、じつに気持ち良く跳ね回っていたのです。
シカたちの話す東北訛りは、大学時代の友人を彷彿させます。
独特な訛りは、西日本出身の自分にはとても新鮮でした。
彼には訛りをかくそうとする姿勢が全くありません。
そんなわけで私にとって『鹿踊りのはじまり』は、
子ヤギと東北の友人を思い出す作品です。
41~50 記事一覧
41 『ブラタモリ⑭」。 箱根の白濁湯の正体は「蒸気井温泉」でした。
42 草刈りボランティア、刈り終わったあとのそう快感・達成感がいい。
43 ムクドリ、可愛いいと思ったが、ブルーベリーの花を食べられた。
44 5月15日は、沖縄に住む同級生と、少年兵で戦死した叔父を思い出す日です。
45 自分にも、「ネコの鳴きまね」という特技がありました。
46 宮澤賢治『ざしき童子のはなし』。「遠野物語」を使った自慢話をしています。
47 古墳の世界遺産登録。これを好機に、展望タワー建設と全面的発掘をしてほしい。
48 トイレに行きたくなって、困った話を少々。
49 『どこまでやるか、町内会』『町内会は義務ですか?』は、
自治会づくりに役立ちます。
50 わが団地は「限界集落」? 転ばぬ先の杖が必要です。