カラスの鳴かない日はあっても …
新聞の話の続きです。
40~50代にかけて勤めていた〇〇は、
地域に評判があまりよくありませんでした。
私たちは何とかしたいと、努力します。
その頃、劇団の広報担当者の話を聞く機会がありました。
山田洋二監督の映画『同胞』のモデルとなった劇団から独立した人たちです。
「カラスの鳴かない日はあっても、劇団のことがニュースにならない日はない」
というような宣伝方法を教えてもらったのです。
それ以来、〇〇の様々な試みをタウン紙やローカル紙に持ち込みました。
記事がないときには、取り上げてもらえるかもしれないからです。
次第に〇〇の評判もよくなっていき、すっかり変わりました。
しかし、その元勤務先も他の〇〇に吸収合併されてしまうとか。
あの十年余の努力はいったい何だったのか。
生者必滅、そんな感じです。
とにかく、新聞にはお世話になりました。
〇〇のこと以外にも、色んなテーマで取り上げてもらったからです。
記者の方々には、いつも感謝しています。
* 庭のアジサイが、咲き始めました。