人生百年 有為自然

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有為自然 489   土用丑の日 ウナギの蒲焼 食べ飽きた !?

  土用丑の日 ウナギの蒲焼 食べ飽きた !?

 

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以前、書いたことだが、

小学生のころ、ウナギにはうんざりした。

 

が趣味で、夜、ウナギ捕りに行くのだ。

カーバイドのガス灯と、ウナギバサミをもって、田んぼの用水路に行く。

海が近かったので、

川を上って来たウナギが水路の、土手の泥の中で寝ているのだ。

一晩で、二桁のウナギを捕獲。

朝、目が覚めると、たらいの中に何匹ものウナギがいた。

 

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父がウナギをさばく。

まな板の上に、ウナギを置き、頭に大きなくぎを打つ。

ぬめりを、カボチャの葉新聞紙で拭き取った。

背開きである。

そして、七輪でかば焼き。

 

来る日も来る日も、弁当のおかずはウナギのかば焼き。

当時は、家に冷蔵庫はなかった。

母としては早く片づけるために、毎日、弁当のおかずにしたのだろう。

自分は、うんざりした。

 

大学進学で上京。

田舎と東京を往復するとき、新幹線の窓から浜松の養鰻場が見えた。

 

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東京で初めてウナギを食べた。

「やっぱり、養殖ウナギは、身がヌカっとしている」と思った。

当時、ウナギを蒸すという調理法を知らなかったのだ。

出身県では、蒸さない。

 

実家に帰った時、久しぶりにウナギを食べた。

ゴムのように固く感じた。

今では、関東風のかば焼きがうまい。

 

わが家では、スーパーで買ったウナギを、

ほうじ茶で軽く煮てから、たれをかけて食べている。

臭みもとれて、うまい。

 

久しぶりに、「回想」のカテゴリーで記事を書いた。