人生百年 有為自然

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有為自然 1389 ♪ 俺は田舎の … 百姓の末裔  やっとQRコードで注文

 ♪ 俺は田舎の … 百姓の末裔

     やっとQRコードで注文  200602

 

 

♪ 俺は田舎のプレスリー 百姓のせがれ ~

 

吉幾三の曲が頭の中を流れる。

 

さて、沖縄から上京した高校の同級生。

彼に会うために、都心に出た。

彼は大学卒業後、先祖の地・沖縄に就職したのだ。

会うのは、2年ぶりである。

 

〇〇駅を降りて、ホテル近くのビルに向かう。

橋を渡り左折。

そして大きな丁字路を右折。

前に来たはずなのに、坂の上の交差点の風景が違う。

探しても、ビルが見当たらない。

ナビで探そうとする。

ところが、スマホを買い替えたばかり。

やり方がわからなくなった。

 

駅に向かって、元来た道を引き返す。

一つ先の丁字路を曲がってしまったことがわかる。

駅から7~8分のはずが、たどりつくのに40分もかかった。

やはり、自分はホンモノの田舎者だ。

 

 



17時開店の居酒屋に入る。

鳥刺し・馬刺しがあるではないか。

感激!!

注文は、やはりQRコード

喫茶店で、自分より年配の女性とふたりで悪戦苦闘したことを思い出した。

 

店員さんに、注文の仕方を聞く。

メニューを開く。

ドリンク、フード … 

注文する品名をタッチ、

カートをタッチ、

「注文する」をタッチ … 。

だんだん慣れてきた。

次回は、大丈夫だろう。

 

二人の話は、沖縄の現状になる。

ひどすぎる。

なぜこうも差別され、攻撃されるのだろう。

 

国土の0.6%でしかない土地に、

7割の米軍基地を政府は押しつけている。

国民もその現実を見ようとしない。

 

米兵集団による少女暴行事件をきっかけに、

普天間基地の返還が約束された。

しかし、30年たっても返されない。

 

辺野古に新基地をつくることが唯一の選択肢だという。

海底が軟弱地盤のために、このペースでは完成は40~50年後。

自分が生きているうちには、絶対に完成しないだろう。

しかも辺野古新基地ができたとしても、

米軍は普天間基地を返さないと言っている。

 

沖縄には何度も行った。

少年兵だった叔父が戦死した地である。

 

小中高校時代、

沖縄が米軍占領下にあることを教えなかった教師たち。

その怒りが、現在の自分の生き方につながっている。

 

沖縄をめぐる理不尽さ、まだまだ続いている。

 

「沖縄はけっして負けない。諦めないから」

上京した同級生は、今もがんばっている。

女子に人気のある、イケメンの運動部キャプテンだった彼。

まさかまさかの変わり様である。

 

握手して別れた。

別れる時の握手は、わが田舎の風習らしい。

同級生から、手を差し出される。

そのたびに、そうかと思う。