「受験生ブルース」を歌ったら … 顰蹙を買う !!
高2の遠足。
バスの中で自分にマイクが回ってきたとき、
高石友也の「受験生ブルース」を歌いました。
クラス担任が苦々しい顔をしていたのを覚えています。
学校の「受験体制」を批判する行為に見えたのでしょう。
ところで、数学の教師に「侮辱」されたおかげで、
高1の3学期には、かなり上位に入ります。
しかし高2のときは、学校に反抗的だったため、再び転落。
高3では何度か、学年〇番台をマーク。
上位の成績をとったときの爽快感は、同級生に対してではなく、
受験体制の学校や教師たちに対してのものでした。
昨日のブログの記事の末尾で、「受験生ブルース」のことを一言書いたら、
「米吉さん」のブログで取り上げてもらいました。
何とユーチューブで歌そのものも聴いてくださったそうです。
「ご紹介いただかなかったら、生涯聴くことがなかったかもしれません」と
コメントももらいました。
そうか、我々の世代に当たり前の曲でも、若い人たちは知らないんだ !!
実は、昨日のうちに歌詞を写した記事も準備していました。
下に載せておきます。
口ずさめる方は、どうぞ。
私が一番好んだフレーズは、いったい何だとお思いになりますか。
受験生ブルース
おいで皆さん聞いとくれ ボクは悲しい受験生
砂をかむよなあじけない ボクの話を聞いとくれ
朝はねむいのに起こされて 朝めし食べずに学校へ
1時間目が終わったら 無心にべんとう食べるのよ
昼は悲しや公園へ 行けばアベックばっかりで
恋しちゃならない受験生 やけのやんぱち石投げた
夜は悲しや受験生 テレビもたまには見たいもの
深夜映画もがまんして ラジオ講座を聞いてるよ
「今晩は 英文法 テキストは58ページを開いてください。
それでは コガラシユウジロウ先生 お願いいたします」
テストが終われば友達に 全然アカンと答えとき
相手に優越感あたえといて あとでショックを与えるさ
母ちゃんもオレを激励する 一流の大学入らねば
わたしゃ近所のみなさまに 合わせる顔がないのよ
「アドリブを一発」
マージャン狂いの大学生 泥棒している大学生
八年も入ってる大学生 どこがいいのか大学生
「結論でございます」
大事な青春むだにして 紙切れ1枚に身を託す
まるで河原の枯れすすき こんな受験生に誰がした
「フロクもついてるよ」
勉強ちっともしないで こんな歌ばっかり歌ってるから
来年はきっと歌ってるだろ 予備校のブルースを
よく頭に浮かんだフレーズは、
「ぜんぜんあかんと答えとき」「あとでショックを与えるさ」です。
人間悪いですね(笑)。