からすが池 ? 魔女 ?
バルバドス島って、どこ ?
コネティカット州は ?
ウェザーフィールドは ?
地理に弱いので、ネットで検索して場所をたしかめました。
アメリカの話なのか。
1687年 ?
ピューリタン ?
自治 ?
クエーカー教徒 ?
魔女 ?
世界史も不得意でした。
読み進めるうちに、16歳の少女、キットをどんどん好きになってしまいます。
自分が「有為」と名乗るほど、すぐ動いてしまうタイプだからです。
久々に、ハラハラドキドキしてしまいました。
結末がどうなるのか、途中、かなり不安に。
年齢も忘れて、キットとともに、
これまで体験したことのない開拓地の空気を吸い、
独立前のニューイングランドの田舎町を歩き、
叔父叔母、従姉妹、子どもたち、
ピューリタンの信仰生活、「魔女」を攻撃する町の人々、
若者たちの恋 … 。
時と場所を超えて、青春時代にもどってしまいました。
『からすが池の魔女』(E.G.スピア作 掛川恭子訳 岩波書店 1969年)
おもな登場人物
キット 主人公 バルバドス島からウェザーフィールドへ
ナット 船長の息子 イルカ号の船員
プルーデンス 川に落ちたプルーデンスの人形を、キットが泳いで拾ってあげた
ハンナ カラスが池のふちに住む老女 クエーカー教徒
マシュー・ウッド おじ 敬虔なピューリタン レイチェル おば
ジュディス と マーシイ 2人の従姉妹
ジョン・ホルボーク 神学・医学を学ぶ青年
ウィリアム・アシュビイ 町の金持ちの青年