風が 吹くとき
あんなにファンタジックな絵本を描く人が、
こんな絵本も描いていたんだと、驚きました。
よく調べて書いてあります。
イギリスでは、ベストセラー2位に入っていたこともあるとか。
この絵本が出版された頃は、
世界じゅうにハンカクの世論が満ちていました。
ソレンが崩壊した時、これでカクヘイキも世界からなくせると思ったものです。
オバマさんが登場した時、なおいっそう夢がふくらみました。
ところが現在、
ゲーム札がアメコク大統領に就任し、
サクラのクニのポチさんも一緒に、
カクヘイキキンシジョウヤクに反対するとは、想像もできませんでした。
この絵本は、静かです。
たんたんと描かれています。
ただただ時間が流れていきます。
アニメーションを見てみたいものです。
絵本、まだの方は、ぜひどうぞ。
『風が吹くとき』
(レイモンド・ブリッグズ作 小林忠夫約 篠崎書林 1982年)