♫ 友よ 夜明け前の 闇の中で …
朝は、絶対に強い。
毎日、早朝太極拳をやっているからだ。
たまに、早朝ウォーキングをやることもある。
三日月、明けの明星、オリオン座 … 。
夜明け前の空に、星が輝いている。
夏だと、4時台には明るくなる。
今は、暗い。
夕闇が早くやってきて、夜が明けるのは遅い。
1年のなかで、暗闇が最も長い時期である。
さて、世の中は、闇が深くなっているのか。
それとも、明かりが少し見えてきたのか。
みなさんは、どうお思いですか。
「例のあの人」が、この秋に去った。
彼を支えてきた中心人物が、そのあとを引き継いだ。
そして、あってはならないことが起きた。
3人カンジョではない。
6人ハイジョ。
世の中の反応は、驚くほど鈍い。
「どこまで続くぬかるみぞ」と思った。
この歌、若い人は、知らないだろうな。
軍歌「討匪行」の出だしである。
次に浮かんだのが、「友よ」(岡林信康)である。
ウォーキングのときに、頭の中を流れる。
♫ 友よ 夜明け前の 闇の中で
友よ たたかいの 炎を燃やせ
夜明けは近い 夜明けは近い
友よ この闇の向こうには
友よ かがやく明日がある
ちょっと上の世代が若い頃に、流行った。
われわれ世代は、「夜明け」を感じることなく朽ち果てていくのか。
と、ずっと思ってきた。
最近、ほんの少し「明かり」を感じるときがある。
深まるばかりのような「闇」のなかで、
「かがやく明日」を期待したい。
今が「夜明け前」の「最も深い闇」の時期なのだと、
自分に言い聞かせている。
海の向こうでも、「明かり」がさしてきた。
まだまだ、潔くないけれども。
ウォーキングの暗がりの中で最近、浮かぶ曲、
それは「友よ」。
若いみなさんは、ユー・チューブでどうぞ。