同性愛者に 初めて出会ったのは … 2302009
神は、男と女を創り給うた。
男と女、それは自然の摂理である。
したがって、同性愛は自然の摂理に反するものだ。
長年、そう思ってきた。
子どもの頃、キリスト教の影響を受けていたからだ。
同性愛をどうしても理解できなかった。
ところが同性愛者自身の話を、ごく少人数の研修会で直接聞く機会があった。
見た目は男性でありながら、仕草・言葉づかいは完全に女性。
彼(彼女)は子どもの頃から、女の子の遊びが好きだった。
そのため男の子たちに、さんざんいじめられた。
彼が好きになる相手は、いつも男性。
研修会で、初めて同性愛者の存在に納得した。
感覚的にわかったのだ。
人間というものは、
実際に会って話を聞いてみないとわからないものである。
自分はボーイッシュな女性が好きである。
同様に女性らしさをもつ男性も好きだ。
要するに、両性の要素をも持つ人間が好きなのであろう。
さて、首相秘書官の言葉。
「(同性愛者)を見るのも嫌だ。
隣に住んでいたらやっぱり嫌だ。
… 同姓婚なんか導入したら、国を捨てる人も出てくる。
首相秘書官全員に聞いても同じことを言っていた」
首相の予算委員会での言葉。
(同姓婚や選択的夫婦別姓の導入について)
「極めて慎重に検討すべき課題だ。
人間の生き方、家族観に関わり、社会が変わっていく問題だ」
いや~、驚きだ。
あんたたちの生き方、家族観を変えようというのではない。
当事者の生き方を差別せずに扱ってほしいと言っているだけである。
憲法の最大の価値である「個人の尊重」の精神からみて、当然のことだ。
「(同性愛者には)生産性がない」と発言した政務官もいた。 !!
異性愛者の自分だって、子どもはいないぞ !!
前々首相だって、同じじゃないか。
別々の姓を名乗ったからといって、誰に迷惑がかかるのだ。
別々の姓だと、夫婦関係が壊れる ?
同姓だと、うまくいく ?
冗談じゃない、笑わせるな。
世の中の夫婦を見て見ろ !!
考えて見れば、ジミントーの国会議員の約3分の1は「世襲議員」だ。
議員は、ファミリービジネスなのだ。
そういうことか。
彼らにとっては、「世襲」「家を継ぐ」「同姓」は当たり前のことなのだ。
G7で、同姓婚・同姓パートナー制度、
性的少数者差別禁止法、
選択的夫婦別姓を認めていないのは、わがニホンだけ。
♫ これが二ホンだ、私のクニだ ~
彼らが「国を捨て」て行く先は、ニホンを除くG7にはない !!
今日は、久しぶりにドクを吐きました(笑)。
突然の、ホットなジジーネタです。
このネタになると、ついつい熱くなります(苦笑)。
みなさん、どうお思いになりますか ?
当事者の身になって考えないと理解できない。
誰にも迷惑はかからない。
憲法の最大価値は、「個人の尊重」である。