人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 873  エーッ!!  平均1万円の差益が マイナス2,800余円に !!

    エーッ!! 平均1万円の差益が

        マイナス2,800余円に !!

 

 

太陽光発電の、

売電収入が5月からガクンと落ちました。

 

この3年、5月の売電収入の平均は13,552円でした。

電力会社に支払う電気代の平均が3,822円

その差益の平均は、9,730円

 

太陽光パネルを設置して10年が経過したために、

1kwhあたりの売電価格が42円から8円へ。

これまでの10年間、オール電化で電気代ゼロ円でした。

オール電化ですから、ガスは使っていません)

年5万円ほどの純収益がありました。

 

ところが、エアコンをほとんど使わない5月だというのに、

電気代を払わなければならなくなったのです。

 

5月の売電収入・電気代・差益】

               売電収入   電気代     差益

2019年   13,818    3,702    10,116

2020年   12,558    4,509     8,049

2021年   14,280    3,257    11,023

平均 13,552  3,822     9,730

2022年     2,303  5,111 - 2,808

 

いや~、びっくりです。

これほど激減するとは。

しかも、マイナスになるとは。

 

すでに蓄電池を設置する契約は、済ませています。

半導体不足のために、工事は7~8月にずれこむのだそうです。

 

蓄電池が入るまでの売電・電気代・差益の状況も、

ひきつづき報告します。

エアコンを使う、猛暑の時期がこわいですね。

冬季は、もっとすごいことになるでしょう。

一刻も早く、蓄電池の設置工事に入ってほしいものです。

その結果、どうなったかもお知らせします。

 

エネルギーは自給自足、地産地消 !!

食料も !!

それが、当たり前の社会になればと思っています。

 

ウクライナ侵略による影響を見ても、

セーザイカイやカンリョーたちは、

エネルギー・食料自給率を抜本的に引き上げるための、

素早い動きを見せませんね。

 

もともと彼らは、自給率を低下させてきた張本人です。

今からでも遅くはない。

いい加減に、悔い改めて、

再生可能エネルギーによる自給率向上へと舵を切ってほしいと思っています。

 

 



 

 

 

有為自然 872  自分の「最期」の姿は ?

  自分の「最期」の姿は ?

 

 

みなさんは、自分の最期をどんなふうに描いていらっしゃいますか ?

 

自分には子どもも孫もいない。

イカタを見送ったあと、

アラビャクになった自分は、周囲の知り合いもどんどんなくなり、

誰に知られることもなく、ひとりで亡くなるのだろうな

ただ、呆けてしまう前に、

安心できる弁護士事務所に成年後見をお願いしなければと思っています。

 

「1947年、エルゼアール・ブフィエは、

バノンの養老院において、やすらかにその生涯を閉じた」

 

40代の頃に出会った『木を植えた男』

ジャン・ジオノ原作、フレデリック・バックの絵。

三国廉太郎の朗読のアニメを、何度も観ました。

 

仕事に取り組んで疲れているとき、

『木を植えた男』がいつも浮かんできました。

落書き消しのために、黙々とローラーでペンキ塗りしているときや、

サービス残業・休日無償出勤・持ち帰り仕事 … などのとき。

 

今でも地域の花々を植えている時に、時々思い出すことがあります。

自分にとっては、バイブル的な本です。

 

しかしあの作品のなかで、なかなかピンとこないシーンがありました。

人間と言うものは、体験してみないとなかなか理解できないものですね。

次のくだりです。

 

「こうして、一つ、また一つと、村々が再興されていった。

 

平地に住んでいた人たちが、高価な土地をひきはらって移り住み、

この一帯に若さと活力と冒険心をもたらした。

 

道々のいたるところで、はつらつとした若い男女が語りあい、

村の祭りに楽しみを覚えた少年少女らが笑いさざめきあう情景に出会う。

 

いまや見ちがえるほどなごやかな心で生活を楽しむようになった古くからの住民に、

それら新来の人びとをも加えれば、ゆうに1万人をこえる人たちの幸せが、

エルゼアール・ブフィエによってもたらされたことになる」

 

 

集会所の印刷室で、

また山野草観察会で、明るい声をあげていた小学校低学年の姉妹。

自治会ジョセー役員の娘たちです。

子どものいない私は、そのときに初めて

『木を植えた男』の、上記のシーンが身近なものとして感じられたのです。

 

市内最高齢の団地の一つである、わが団地。

これまで「一路、高齢化がすすむ地域」と思っていました。

しかし、わずかながら新しい住民も入ってきます。

彼らがいつの日か、地域の担い手になるまでに、

アラセブの私たちが地域づくりの基礎をきずいておく必要があると思っているのです。

 

自分がこの世をおさらばする頃に、この団地はどうなっているのだろう。

現在、取り組んでいる地域ボランティア。

地域づくりの一助になればと願うばかりです。

 

その頃、自分はどこかの施設か病院で、一生を終えるのでしょう。

ある日ひとり、自宅で亡くなっているかもしれません。

 

『木を植えた男』は、とても素敵な絵本です。

まだの方は、ぜひ、ご一読を。

アニメも、素晴らしいですよ。

三国廉太郎の声に魅了されます。

有為自然 871  赤ちゃんは 最初 みんな「無〇」だった

  赤ちゃんは 最初 みんな「無〇」だった

 

 

赤ちゃんが「無〇」とは ?

 

「無垢」と思った人は、素晴らしい。

やさしい人ですね。

自分は、違うのです。

何だと思います ?

 

人類はなぜ、これほど間違いを繰り返すのでしょう。

愚かなことをなし続けるのでしょうか。

 

そうか、

人間は誰もが最初は「無〇」だったのだと気づいたのです。

 

ところで自分は、リズム感が悪い。

前にも書いたことですが、

母の胎内にいるころから大人しかった。

産婆さんが「生まれてくる子は、女の子だ」と断定した。

生まれてしばらくは、母が縫った女の子用の産着。

誕生後も、ずっと「柳小折」のなかで大人しく寝てばかりいた。

歩けるようになるまで、なんと1年6か月。

母が実家に帰省した折、

祖父が「この子は、おかしい。病院で診てもらえ」と母を𠮟ったそうです。

その言葉に、反骨精神が刺激されたからか、

やっと立って歩いたとか。

天上天下唯我独尊」と言ったとは、聞いていません(笑)

5歳になるまで、周囲に同世代の子どもはいませんでした。

動き回らない、走り回らない生活が続きます。

 

幼少期に、刺激がなく、運動すること、身体を動かすこと、リズム … 、

そういったことを「学ばなかった」のです。

だから「運動音痴」になり、

「悲しきビリ人生」をスタートさせることになります。

音楽の方は、音やリズムがずれたということをはっきり認識できるので、

「絶対音痴」ではありません。

 

人間は「学ばなければ」、いろいろな能力を獲得することはできない。

スポーツにしても、音楽にしても。

 

最近、歴史についても、社会についてもそうだと思うようになりました。

人間は「知らないこと」「体験したことがないこと」については、

考えることはできません。

赤ちゃんは最初、「何も知らなかった」。

やがて、学んで「賢く」なっていく。

そう気づいたのです。

 

最初にかかげた言葉の正解は、

「赤ちゃんは最初、みんな無知だった」です。

 

プー〇ンのような独裁者が出現するのも、

ニホンがおかしくなってきたのも、

人々がみんな、きちんと「歴史を学ばない」から。

しかも力を持つものたちは、「歴史を学ばせない」ように仕向けている。

そればかりか、「歴史を偽造・捏造する」ことまでやっている。

 

これ以上、ニホンと世界をひどい状態にしないためには、まずは「学ぶ」。

自分の「無知」を自覚することから、スタートする。

「無知を自覚する人間」は、謙虚です。

 

久しぶりに、ソクラテスの「無知の知が浮かびました。

 

ついでに、孔子の言葉も。

「之(これ)を知るを知ると為し、知らざるを知らずと為す。

是れ、知るなり」。

  (知っていることを知っているとし、知らないことを知らないとする。

  これが、知っているということだ)

 

古い曲の、「替え歌」をどうぞ。

 

♫ ソ・ソ・ソクラテス

  プラトン

  二・二・ニーチェ

  サルトル

  みんな「無知から」大きくなった …

 

出てくる曲は、相変わらずジジイの時代のものです(笑)

若い人たちは、知らないだろうなぁ。

 

 

 

有為自然 870  スズメバチの巣を やっつけたど ~  !!

  スズメバチの巣を やっつけたど ~ !!

 

 

植物が成長するのは、はやい。

この時期、草刈り・剪定ボランティアの活動が忙しくなります。

 

まずは、集会所の周りの剪定。

 

スズメバチが1匹、飛んでいました。

よく見ると生垣の合間に、こぶし大の巣があります。

早速、元防災関係に勤めていて、

現在、里山ボランティアに参加しているメンバーに伝えました。

 

「エッ!! オレが、やるの?」

  「もちろん。 専門だったでしょ」

スズメバチ退治までは、やってないよ」

 

彼は自宅に帰り、ハチスプレーをもってきました。

巣に噴射。

アッと言う間に、処理を終えました。

 

 

自分はというと、

「臆病者、危うきに近寄らず」でした。

 

相変わらず足のむくみがとれていません。

足が重い。

だから、足場が安定しない。

危ないので、電動トリマーは他のメンバーにお願いしました。

 

翌日は、自宅の生垣の剪定。

これは、自分一人でやらなければなりません。

もちろん、電動トリマーも使います。

気がつくと、3時間も作業していました。

足のむくみのために、うまくしゃがめない。

そのために、作業がなかなかはかどりません。

 

暑くなる前に、とにかく片づけねば。

 

   861 ~ 870 記事一覧

 

861 医療用の弾性ストッキングが、癖になる ?

862 ♫ あなたはもう 忘れたかしら ~  ダーティーゴリンのこと。

863 新しい自治会役員班長で、「申し送り」を説明してきました。

864 わが家のスゴモリ「野菜の時間」。 アスパラ12本、タマネギ21個を収穫。

865 玄関先でマスクをつけずに素顔で出たら、「〇〇さん、ですか?」と驚愕の顔。

866 自家用車のワイパーに、「廃車、引き取ります」と書かれた紙が … 。

867 毎年、この時期に思い出す同級生。 オキナワで精いっぱい生きています。

868 山野草観察会の主催は、自主防災組織でした。

869 ダーティーな記憶は、メディアの力で消し去る。 取り上げないことで。

870 スズメバチの巣退治してもらいました。

 

有為自然 869  ダーティーは消され クリーンだけが残る ?

   ダーティーは消され クリーンだけが残る ?

 

 

♫ あなたは もう忘れたかしら ~

 

不都合な真実は、消される ?

 

ブログ記事「あなたは もう忘れたかしら~」で、

ダーティーゴリンの事例を列挙しました。

あれだけ多くの問題が起きたのに、メディアはなぜか深追いしません。

どうしてだとお思いになりますか ?

 

病院の待合室で、本を読むまでは気づきませんでした。

 

追及しなかったのは、

二ホンの主要メディアが、ゴリンのスポンサーになっていたからだというのです。

自分たちがスポンサーしているゴリン。

その問題点を追及するわけがありません。

 

コロナの感染がどんなに深刻になろうとも、ゴリン開催は至上命令だったわけです。

「中止」の選択肢はありませんでした。

プー〇ンのように強権を発動しなくても、「ゴリン翼賛報道」は実現したのです。

 

では、ゴリンが終わった今、

ゴリンの問題点をメディアが追い続けるでしょうか。

絶対に、しません !!

自分たちの行った報道姿勢が問われるからです。

こうやってダーティーゴリンの記憶は、メディアから消し去られるのです。

 

これまでのゴリンでは、

メディアがスポンサーになった例は、ほとんどなかったそうです。

 

二ホンの新聞は、広告収入欲しさにスポンサーになったのだとか。

選手たちがメダルをとるたびに、

他のスポンサー企業が「ご祝儀広告」を載せてくれる。

その広告料を得るためだったとか。

 

おカネのために、ジャーナリズム精神を売り渡していたのです。

情けない。

 

改憲報道」も、そういうことになりかねません。

強権発動をしなくても、カネのために報道をゆがめてしまう。

改憲派が湯水のように使う資金に目がくらんでしまう。

 

ダーティーゴリンの報道が腰砕けだった理由を、

おわかりいただけたでしょうか。

 

 

 

東京五輪の大罪』(本間龍 ちくま新書に感謝です。

有為自然 868  山野草観察会の主催は 自主防災組織 ?

  山野草観察会の主催は 自主防止組織 ?

 

 

自治会の仕事は、終わった ~ !!」と思っていたら、

自主防災組織の仕事がさっそく舞い込んできました。

山野草観察会です。

 

「エッ? 自主防災で、山野草観察会? どうして?」と、お思いでしょう。

 

まさかの時に備えて、新たに編成した自主防災組織。

「1年任期、総入替え」の自治会役員では、災害時に対応できません。

そこで、「任期を定めない」自主防災組織をつくったのです。

 

平時のおもな仕事は、二つ。

① 自治会員が、お互いに顔見知りになる活動。

② 防災の知識や技術を学ぶ活動。

 

具体的には、当面5~6月に次の3つの企画を行うことになりました。

① 山野草観察会(5月)

  ホタル観察会(6月)

 地域清掃デーの清掃美化活動前に「ちょこっと防災訓練」(30分)

 

つまり、山野草観察会は、顔見知りになるための企画なのです。

 

参加者は16名でした。

自主防災のメンバーが12人。

メンバーの娘さん(小学校低学年)が2人。

同じくメンバーの妻さんが1人。

あと自治会員が1人。

 

シャガはもう終わろうとしていました。

アザミは、これから。

キンランが二輪。

外来種黄ショウブ。

タツナミソウの小群生。

 

 

藪の中の枝に、カケス。

 

 

ウグイスも鳴いていました。

 

季節によっては、スズメバチヘビも出るそうです。

ウォーキングを始めてから2年半。

いつも歩くウォーキングコースで、まだ一度もヘビに出会っていません。

イヤな情報を耳にしてしまいました。

 

解散地点は、いつも6月にホタルが群舞する池です。

来月は、ホタル観察会を予定しています。

楽しみです。

 

山野草観察会をやってみての反省。

山野草に詳しい人をあらかじめ、

お願いしておかなければならないことです。

今回は、ナラ枯れの説明などできる里山ボランティアで活動する人が、

自主防災組織のメンバーにいたので助かりました。

 

ようやく自主防災組織が始動 !!

 

次は、「ちょこっと防災訓練」です。

子どもも楽しめる企画を準備中。

6月の報告を、乞うご期待 !!

 

有為自然 867  毎年 この時期に思い出す同級生

  毎年 この時期に思い出す同級生

 

 

「ちむどんどん」を毎朝、見ています。

 

高校の同級生は、先祖の地であるオキナワで就職しました。

そして彼は今も、オキナワで精一杯生きています。

 

自分はこれまでに7回、オキナワに行きました。

オキナワが大好きです。

沖縄そばミミガー、チャンプルー、

首里城、グスク、青い海、青い空 … 。

 

 

前にも書きましたが、

父方の叔父は、少年兵に志願して沖縄で戦死しました。

「平和の礎」を初めて訪れたとき、叔父の名前はありませんでした。

その後、親戚の努力により叔父の名前が刻まれます。

 

ヘノコの新基地建設の埋め立てのために使われる土砂。

その土のなかに叔父の遺骨が含まれているかもしれません。

セーフは、いったいどういう神経をしているのか。

オキナワケンミンやオキナワ戦の死者など、

セーフがいつも口にする「英霊」には含まれていないのでしょう。

 

 

そもそもオキナワを意識したのは、高校時代。

世の中のことに目覚めるきっかけとなりました。

それまでオキナワが米軍の占領下にあることさえも、全く知りませんでした。

 

オキナワのことを誰も教えてくれなかったからです。

親たちも、学校の教師も。

無性に腹が立ちました。

「同じコクミンでありながら、

このクニの大人たちはオキナワの人々を見捨ててきたのだ」と。

この構図は、今も変わりません。

 

そのことがきっかけとなり、仕事のうえでは、

できるかぎりオキナワの歴史・現実を伝え続ける努力をしてきました。

しかし、ほとんど無力だったかもしれません。

 

数年前に、40数年ぶりに会った同級生は言いました。

 

「オキナワは、絶対に負けない。

勝つまでたたかいつづけるから。

勝つための秘訣は、あきらめないことだ」と。

 

彼は、高校時代、バスケットボール部の主将でした。

穏やかな人柄。

闘士と言えるような風貌は全くありませんでした。

しかし彼の心のなかには、自分には考えられないような、

知性と意志と情熱があったのだなと思います。

そして、今も。

 

二ホンにあるベイグン基地の70%を押しつけられているオキナワ。

危険と隣り合わせのオキナワ。

一刻も早く「本土並み」「基地のない平和な島」に戻したい。

みんながチムドンドンするようなオキナワに。

 

さあ残りの人生、

自分も自分にできることをやりつづけるか。