肉類を食べるときに、必ずといってよいほど思い出す
宮沢賢治の作品があります。
死の宣告を受けたブタがノイローゼになり、最後に屠殺される話です。
本の名を忘れてしまい、気になっていました。
調べたら『フランドン農学校の豚』でした。
昨年暮に、地域の図書館で借りて読み直しました。
次々に借りて読んでいます。
いちょうの実 ツェねずみ 月夜のでんしんばしら 山男の四月
気のいい火山弾 土神ときつね 蛙のゴム靴 氷河鼠の毛皮
セロ弾きのゴーシュ 黄いろのトマト 虔十公園林 猫の事務所
寓話・洞熊学校を卒業した三人 やまなし
絵本を読むなんて、小学生以来のことです。
ウン十年ぶり。
大人になってから、絵本を読む機会がなかったのは、
自分に子どもがいなかったからでしょう。
この年齢になってから絵本を読むのも、なかなかよいものです。
初めて触れる賢治の作品、絵本画家たちの絵。
新しい出会いの日々です。
これからもミキハウスの賢治の絵本を、読みすすめていくつもりです。