「下駄ばき登校を認めよ」 生徒総会で …
高校時代の生徒総会。
毎回、一人の上級生が「下駄ばき登校を認めよ」と要求していました。
高校紛争などがニュースになる時代。
わが校は、下駄ばき登校、丸刈り禁止、8時間授業が問題化。
世の中とは、かなりズレています。
当時、「学帽」がありました。
破り、ツバの中の硬い紙を抜きとります。
生卵までは塗りませんでした。
男子の制服は学ランです。
ズボンはヒザなど破れると、繕ってもらいました。
ミシンのあとがクッキリ、外から見えます。
郵便局からの払い下げの自転車。
赤を「まっ黒」に塗りかえただけのものです。
かまやつひろしの「我が良き友よ」。
「下駄を鳴らしてヤツが来る ~ 」は、大学時代に流行りましたが、
まだ、バンカラの気風が一部の生徒には残っていました。
仕送りで生活する、ビンボー男子高校生。
おカネがない反動としての自己主張。
痩せて、青白くて、暗くて、メガネ、学校に反抗的、バンカラもどき … 。
いわば、学ラン姿の、貧相で攻撃的な「コペル君」(?)という感じ。
書いていて、あきれます(笑)。
これでは、女子に「近づくな!!」と警告しているようなものです(笑)。
もてるもてない以前の話です。
なお見かけとは違い、決して「不潔」にはしていませんでした。
これはホントです(笑)。