人生百年 有為自然

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473 歯止め ?  裏返しの … ?

  歯止め ?  裏返しの … ?

 

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「ケンポーばなし」の5回目です。

以下、Kセンセーが語ります。

 

まず、復習です。

ケンポーの要素は、

「ケンリの一覧表」と、それを実現するための「トーチキコー」の二つ。

頭に入りましたか ?

 

では、その前にある「第1章 テンノー」

「第2章 センソーのホーキ」って、何なの?

 

この二つは、センゼンのようなニホンに戻らないための「歯止め」

センゼンのニホンは、テンノーが生き神さまで、絶対的な存在でした。

また、ニッシン、ニチロ、ダイイチジセカイタイセン、

マンシュージヘン、ニッチューセンソー、アジアタイヘイヨーセンソーと、

ずっとセンソー続きでした。

 

テンノーがセンゼンのような存在になったり、

センソーを二度とすることのないように、

ケンポーの最初のところで「歯止め」をかけたというのです。

 

この話を聞いた時、「なるほど、そういうことか」と納得しました。

そう考えれば、頭に入りやすい。

 

以前は、「コクミンシュケンなのに、なんで一番最初にテンノーなんだ !!」

って、思っていましたから。

 

「第1章 テンノー」というのは、

実は「コクミンシュケン」「裏返しの表現」なのだそうです。

 

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第1条 テンノーは、ニホンコクのショーチョーであり

    ニホンコクミントーゴーのショーチョーであって、

    この地位は、シュケンの存するニホンコクミンの総意に基(もとづ)く。

 

ということは、「シュケンの存するニホンコクミン」の「総意」で

「テンノー」という制度をなくすことができるってことですよね。

 

コーコー時代、オヤジに、

「テンノーは、コクミンの総意でなくすことができる」と言ったら、

オヤジが烈火のごとく怒ったことがありました。

 

「お前は亡国の思想をもっている!!  誰から教わった!?

お前が一人で思いつくはずがない」って。

 

誰から教えてもらわなくても、

ケンポーを素直に読めば、そういうことですよね。

大正生まれで、グンタイ経験のあるオヤジは、

まだまだセンゼンの考えが、こびりついていたのです。

 

今日の話の結論は、次の2つでした。

 

「第1章 テンノー」「第2章 センソーのホーキ」は、

センゼンのような日本に戻らないための「歯止め」

「第1章 テンノー」は、コクミンシュケンの「裏返しの表現」

たった、これだけ。

 

第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、

    この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

 

「第1章 テンノー」の中身は、次回にしましょう。

 

ところで、テンノーはダンセーでなければならないと、

ケンポーで決まっているでしょうか ?

ジョセーテンノーについて、どう思われますか ?