サイコーの価値は 「主人公」ってこと ?
Kセンセーの「ケンポーばなし」の4回目です。
以下、Kセンセーが語ります。
ケンポーの「最高の価値」って、そんなの簡単。
ヘーワシュギ、コクミンシュケン、キホンテキジンケンのソンチョ―でしょ。
えっ ? 違うの ?
ニホンコクケンポーの「最高の価値」「根本の価値」は、
「コジンのソンチョー」「コジンのソンゲン」、
つまり「個人の尊重」「個人の尊厳」だそうです。
一人ひとりのかけがえのない個人、それを尊重すること。
国家、社会、家族などの前に、「一人一人の個人」が尊重される。
一人一人は「平等」であるが、一人一人「違う」。
この一人一人を大事にする。
これがニホンコクケンポーの「最高の価値」「根本の価値」だというのです。
のんちさん流に言えば、一人一人が「主人公」ってこと。
かつてこのクニは、
「テンノーへーカのため」「おクニのため」が第一でした。
今現在も、
この考えを持ちつづけている、あるいはかのような人たちもいます。
アジアのクニの中には、
何よりも「コッカ」というクニがありますね。
日々の報道を見ていて、ほんとうにイヤになります。
皆さん、どうですか。
本題に戻します。
ヘーワシュギやミンシュシュギ(コクミンシュケン)は、
「個人の尊重」「個人の尊厳」の手段だというのです。
さまざまな「キホンテキジンケン」、つまり「基本的人権」も、
「個人の尊重」「個人の尊厳」からスタートしていると。
ジユーケン、シャカイケン、サンセーケン … などの基本的人権。
この考えになじむまで、時間がかかりました。
皆さんも、静かに考え、想像し、感じてみてください。
ひとりひとりの個人が、
コッカやシャカイよりもまず尊重されるということを。
この条文は、ニホンコクケンポーの「第13条」です。
第13条 すべて国民は、コジンとしてソンチョーされる。
セーメー、ジユー及びコーフクツイキューに対する国民の権利については、
コーキョーのフクシに反しない限り、
リッポーその他のコクセーの上で、最大の尊重を必要とする。
皆さん、第13条「個人の尊重」がニホンコクケンポーの根本だと、
ガッコーで習いました ?
繰り返しになりますが、私は全く知りませんでした。
今日は、第13条「個人の尊重」が、
ニホンコクケンポーの「最高価値」だということ。
これだけです。
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、
公共の福祉に反しない限り、
立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
次回は、どうしようかな ?
「前文」は、あとまわしにして、第1章から始めましょう。
「コクミンシュケン」のクニなのに、第1章が「テンノー」って、変。
そう思ったことありませんか ?
なぜ、でしょう ?
ケンポーばなし(4)
461~470 記事一覧
461 ローレライの声に魅せられて、林を上る。上り切ると白髪の女性がいた。
462 コロナ自粛もまた「塞翁が馬」。 久しぶりに会った人に、満面の笑顔。
463 ブロガーバトンが、やってきました。 あわてふためいて … 。
464 ケンポーの条文の数は、実質的には「99」。 (1)
465 ケンポーとは「国家権力を縛るもの」。99条「憲法尊重用語義務」。 (2)
466 わが庭の花壇で、「ケチケチ 野菜の時間」をやっています。
467 時間が、元に戻り過ぎた。 新しい血圧計で、なんと「99」 !!
468 秘境、飛騨の山奥のぽつんと一軒家で、旅の修行僧が … 。
469 ケンポーって、「権利のカタログ」と「統治機構」を載せたもの。 (3)
470 ケンポーの最高の価値を示す条文は、第13条「個人の尊重」。 (4)