人生百年 有為自然

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有為自然 564   非モテ系ダンシの 笑えないはなし

  非モテ系ダンシの 笑えないはなし

 

* 昨日の記事、訂正しました。

  プーさん、ごめんなさい。

  「プー〇ンさん」に改め、画像も変えました。

  ほんとうに、ごめんなさい 🙇

 

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非モテ系オーラが、よほど強いらしい。

顔を見ればわかるか。

そりゃそうなんだけど … 。

 

まだ三十代はじめ、

十数歳年上の先輩同僚が、斜め前の席を指して言った。

「カノジョは、ケッコンするといい子だよ。尽くすタイプだ」と。

旧家の娘で、地元の進学校出身。

自分が好むタイプではなかった。

「いや、自分には … 」と断った。

 

先輩同僚は、自分が席をはずしたときに、

カノジョに自分のことを勧めているようだった。

「カレは、あんな感じだけど、いいオトコだよ」と。

 

まずい。

先輩同僚に、慌てて言った。

「もう、ケッコンする予定のカノジョいるんです」と。

「またまた。無理しなくていいよ」という返事。

「いるんです」と強弁すればするほど、ますます信じてもらえない。

ジョセー同僚を断るためのウソと思われたようだ。

悲しいはなしだ(苦笑)

 

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ケッコンして、だいぶたってから、先輩同僚から、

「あの時は、失礼しました」と言われた。

 

面倒見がよくて、スジを通す、実に素敵な先輩だった。

彼が70歳過ぎたころ、

「今年をもちまして、年始の挨拶は … 」という年賀状が来た。

それ以来、音信が途絶えたままだ。

いまごろ、どうされているのだろう。

非モテ系ダンシ」の話で、なつかしい先輩同僚を思い出した。