非モテ系ダンシの 笑えないはなし
* 昨日の記事、訂正しました。
プーさん、ごめんなさい。
「プー〇ンさん」に改め、画像も変えました。
ほんとうに、ごめんなさい 🙇
非モテ系オーラが、よほど強いらしい。
顔を見ればわかるか。
そりゃそうなんだけど … 。
まだ三十代はじめ、
十数歳年上の先輩同僚が、斜め前の席を指して言った。
「カノジョは、ケッコンするといい子だよ。尽くすタイプだ」と。
旧家の娘で、地元の進学校出身。
自分が好むタイプではなかった。
「いや、自分には … 」と断った。
先輩同僚は、自分が席をはずしたときに、
カノジョに自分のことを勧めているようだった。
「カレは、あんな感じだけど、いいオトコだよ」と。
まずい。
先輩同僚に、慌てて言った。
「もう、ケッコンする予定のカノジョいるんです」と。
「またまた。無理しなくていいよ」という返事。
「いるんです」と強弁すればするほど、ますます信じてもらえない。
ジョセー同僚を断るためのウソと思われたようだ。
悲しいはなしだ(苦笑)。
ケッコンして、だいぶたってから、先輩同僚から、
「あの時は、失礼しました」と言われた。
面倒見がよくて、スジを通す、実に素敵な先輩だった。
彼が70歳過ぎたころ、
「今年をもちまして、年始の挨拶は … 」という年賀状が来た。
それ以来、音信が途絶えたままだ。
いまごろ、どうされているのだろう。
「非モテ系ダンシ」の話で、なつかしい先輩同僚を思い出した。