アッという間に 新しい〇〇ができた !!
市役所から電話があった。
花壇づくりの許可の連絡である。
花の苗が配布される前に、許可が下りるかどうか不安だった。
しばらくして、老人会の○○さんから電話。
「お宅の玄関の前に、来ている」と。
レースフラワーの種子をもってきてくださったのだ。
「善意」が、ここにもやってきた。
雨が小降りだったので、早速、種子まきに出かけた。
ところが、抜いた草の根がまだだいぶ残っている。
翌日、作業することにした。
すっかり晴れた。
今日は、一人での作業。
まず整地。
そしてその後、種まき。
水分をたっぷり含んでいる土である。
種子をまいた上に軽く土をかけて、おさえつけた。
アッという間に、「これで最後」という花壇ができた。
春になるのが、ただただ待ち遠しい。
まだ他に、3か所8面の花壇が残っている。
そちらの作業は、市から花の苗が配布される、11月中旬になる。
地域に花が満ち溢れる。
人々のつながりと、地域の防犯に役立てば幸せだ。
作業終了後、斜め前の家のインターホーンを押した。
「〇丁目の、○○ですが … 」
「どのような御用でしょうか」
「家の前の道路の花壇についてなんですけど … 」
「今、行きます」
「こんにちは。 一昨日は、お騒がせしました。
地域のボランティアによる花壇づくり、草刈りなんです。
挨拶がおそくなってしまいました」
「こちらこそ、お声かけもしませずに。
わざわざ、ごていねいにありがとうございます」
はじめ警戒されたのは、たぶん〇〇関係の勧誘と思われたのではないか ?
これでまた、地域の人たちとのつながりが増えた。
安全・安心の地域づくり、そのささやかな試みである。