浦島太郎 「今どきの車」に乗る 230427
初めて「今どきの車」を運転した。
あまりの変わりように驚く。
まさに浦島太郎状態である。
前の車は、20年前に発売された車。
20年前の技術水準で、走り続けていたのだ。
ディーラーで、新しく買った車の説明を受けた。
メモ帳にメモしながら聞こうとした。
すると、店員さんが、
「メモをとっていたら、日が暮れます。
ザッと説明するだけで、15分はかかりますから」と。
いや ~ 。
覚えられない。
こんなの確認しながら走っていたら、それだけで事故を起こす。
まずは、通常運転で慣れることだ。
オオーッ !!
運転席が高い。
タイヤが大きいのだ。
SUV車。
SUVって、いったい何 ?
スポーツ ユティリティ ヴィークル
スポーツ用多目的車。
パワースウィッチは、どこだ ?
始動できない。
前の車は、ハンドルの右側だった。
今度は、左側。
見えなかった。
ハンドブレーキがない !!
前の車は、足で踏むやつだった。
ギヤをパーキングの位置にすると、自動的にブレーキがかかるんだって。
車から離れるとき、ドアノブを押すとドアミラーが同時に閉じる。
へぇ ~ 。
翌朝、車イスを載せることができるか、試してみた。
後部座席の片方を前に倒すと、スペースができた。
ドアを閉めようと、ドアノブにタッチ。
ピーッ 、鳴り続ける。
昨日は、何と言うことはなかったのに。
何度繰り返しても、鳴る。
よく見たら、ハッチバックのドアがきちんと閉まっていなかった(笑)。
驚きの連続である。
「今どきの車」に乗っている人たちにとっては、
当たり前のことばかりなんだろうな。
前の車はトリセツを全く読まないまま、中古屋さんに売った。
今度は、しっかりトリセツを見るぞ !!
まずはページをめくるだけでも。
そのうち、じっくりと。
呆けてしまう前に。
事故を起こしてしまわぬように。
世間的には、もう免許証返上の世代に入ってしまっている。
しかし、不便な地域なので、車は必要。
今回は、「安全第一」を基準に車を選んだ。
人生最後のマイカー。
まとめ 20年前の車を売って、「今どきの車」を買って運転した。
変わりように驚く。
呆けないうちに、ゆっくり慣れていくしかない。