ヨーロッパ研修 ? なつかしい !! 230807
二度目のヨーロッパ行きは、
30数年前の、教育に関する視察・研修。
「ただで行ける」と応募したら、自己負担は数十万円。
補助が出たのは、ほんの一部。
ドイツ。
10数人の生徒による、発表授業(物理)。
案内のドイツの教育行政関係者が、
「この教師はしゃべりすぎる。もっと生徒中心の授業を」と怒っていた。
ニホンでは考えられないほど、生徒中心の授業だったのに。
「アリとキリギリス」を英文で読み、英語で討論する授業(英語)。
アリとキリギリスのどちらの生き方を選ぶかか、
生徒が英語で、お互いに意見をたたかわしていた。
少人数教育がうらやましい。
教える教師のコースと、校長などの管理職コースとが分かれているとのこと。
メチャクチャ若い校長。
30代 ?
生徒も教師も授業は早く終わり、教師も早い時間に帰宅。
職員室は、簡素。
職員の校内喫煙は、当時すでに禁止。
イギリス。
ニホン人の授業参観者は、一人一人別々に分けられる。
10数人の生徒たちが、論述で試験中(地理)。
低学年の児童たちと一緒にお絵かきをした(図画工作)。
子ども達との英語でのやりとりに、超緊張。
校内のラウンジには、異文化理解のための展示。
夜は学校の一角を、地域の人々が飲酒するなど、集う場として開放。
見るもの、聞くもの全てが新鮮で、勉強になった。
自分の視察・研修報告書には、
ヨーロッパのような「少人数教育」をニホンにも導入してほしい旨、書いた。
しかし、教育行政や政権が自分の意見を取り入れるわけがないか。
あれから30年余。
ヨーロッパ並みの「20人以下」という少人数学級の実現は、いまだ遠し。
一言メモ 12 税金で 観光 ?
女性議員たちのエッフェル塔前での映像。
彼らは、税金で行っているのだ。
ジミントーの活動資金の7割は、「政党助成金」という名の税金。
「自費も出した」と言っていたが、議員の給料は全額、税金。
「異次元」の少子化対策 ?
「フランスの少子化対策」を研修したのだったら、
すでに効果が出ている「フランス次元」の対策を提起したらいい。
さぞや素晴らしい研修報告と政策化がなされることであろう。
果たして、どうなるか ?