まっくろけの まよなかネコよ おはいり
長年、まっ黒の猫は嫌いでした。
子どものころに読んだ、ポーの『黒猫』が怖かったからだと思います。
大丈夫になりました。
カボチャ・サツマイモ嫌いが、好きになったのと同じようなもんです(笑)。
年齢を重ねると、好みも変わるものですね。
さて、今日の絵本は、
『まっくろけの まよなかネコよ おはいり』
(J.ワグナー文 R.ブルックス絵 大岡信訳 岩波書店 1978年)
ローズおばあさんの だんなさんは、
ずいぶんまえに なくなりました。
いまでは イヌとくらしています。
イヌの名は ジョン・ブラウン。
おばあさんとイヌの二人暮らしの家に、
黒い色の迷いネコがやってきました。
どう展開していくのか、それは読んでのお楽しみです。
細かく描かれた絵が素敵です。
こんな絵をかくのは、自分にはムリと思いながら、ていねいに見ていくと … 。
暖炉・時計・写真立て・テーブル・イス・花瓶・カーテン・本棚・電話・電燈
箒・絵・ドア・ヤカン・ナベ・毛糸・フォーク・皿・カップ
イヌ・ネコ・ガチョウ・ニワトリ・ネズミ …
絵本の世界って、いいですねぇ。
図書館でご覧になってください。
最近、「図書館」の広報係(自称)をやることが多くなりました(笑)。
221~230 記事一覧
221 「困った時の弁護士だのみ」。無料相談の弁護士は大学時代の友人だった !!
222 ドイツの学校は、1クラス20人以下の少人数だった。
223 ドイツの学校には「職員室」がなかった。歴史は4年間かけて通史を学ぶ !!
224 地域清掃デー、作業のあとは「芋煮会」でした。
225 小三治さんの落語、今回は「枕」だけで終わりました。
226 絵本『マドレーヌといぬ』を読んでいたら、またパリに行ってみたくなった。
227 恨んでいた先生は、他の人からは「良い先生」だった。
228 「キュウジョウは世界遺産」とコガさんが言っていることにビックリ。
229 「ぼっち花壇」「孤独の花壇」が、「みんなの花壇」へと成長中です。
230 絵本『まっくろけの まよなかネコよ おはいり』の絵が、細かくて素敵です。