いつも ありがとうございます
わが市で、ゴミの戸別回収が始まったころ、
カラスがつつくので、ゴミ用のネットを買ってきました。
そして、ゴミ袋をネットにくるんで出すことにしたのです。
ある朝、近所の方から電話がかかってきました。
「お宅のゴミが散らかっていたので、
お掃除しておきましたよ」と。
行って見ると、ほんの少し残りかすがあります。
ゴミの中身を見られたかと思うと、すごく恥ずかしくなりました。
あとでお菓子をもって、お礼に。
ネットには、カラスが破ったあとがありました。
しばらくして、別の方から、また電話。
「ゴミが散乱していますよ」と。
行って見ると、自分の家のものではありませんでした。
掃除した後、電話をしてくださったお宅をうかがい、
「電話、ありがとうございました。
ウチのではなかったです。
カラスには、本当に困りますね」と話します。
相手の方も、恐縮されていました。
それから、ゴミネットをやめたのです。
ゴミを入れた袋を収納して出すためのボックスを、ホームセンターで購入。
そしてボックスのフタに、「いつも ありがとうございます」と書きました。
この言葉が今、ニュースで話題になるずっと前のことです。
時間がたって、文字が薄れてきたので、
そこで、マジックで上から重ねて濃くしました。
回収車が回ってきた時に、清掃作業員の方の
「オッ!! 字があたらしくなっている」という声。
なぜ、回収専用ボックスにお礼の言葉を書いたのか。
明日の記事に書きます。
なぜでしょう ?
これは、わかるわけないか。