サギも 油断すりゃ 屋根に登る ！？ 230627
豚もおだてりゃ、木に登る。
サギも、油断すりゃ、屋根に登る ？
毎月１回の老人会の例会に久しぶりに参加した。
防犯のことが話題になった。
そこで、つい最近、わが家でおきたことを話した。
ピンポーン。
ドアホンが鳴った。
出て見ると、若いお兄ちゃんが１人。
「○○さんの家の改築を行っている者ですけど、
塗装などの臭いで迷惑をかけて申し訳ありません。
ところで気になったのですが、お宅の屋根の釘が緩んでいますよ」
「どこですか？」
玄関の外に出る。
一緒に道路の向うに渡ってから見てみる。
しかし、どうもよくわからない。
「ありがとうございます。
いつも見てもらっている業者さんに相談します」と言って家に入った。
しばらくして、またピンポーン。
「はい」
「先ほどの者ですけど」
再び、玄関の外へ。
「３本程度、クギを打つだけです。
梅雨の長雨でいたむのが心配です。
今からハシゴを持ってきますから、修理してあげましょうか」と。
え～ッ！！
「ありがとうございます。
いつもやってもらっている業者さんに早速見てもらいます」と言って、断った。
そして、いつもの業者さんに電話。
「その話、危ないです。近いうちに、見にいきます」と。
〇〇さんは、わが家の斜め前の家。
危うく信じそうになった。
しかしまだ、〇〇さんの家の業者かどうかはわからない。
業者をよそおっているかもしれないのだ。
屋根にのぼったあと、屋根を壊したうえで、
「３本では、すみませんでした。
もっと修理する必要があります」と言って、
法外なカネを要求されるかもしれない。
しかも屋根は壊されたままになるかもしれないのだ。
いつも来てくれる業者さんに見てもらったあと、
改築現場の業者に会って確認してみようと思っている。
もし改築工事の業者さんだったら、お礼を言う。
違ったら、その手口を近所のみなさんにお伝えする。
さあ、真実は何か、楽しみだ。
ネットで検索したら、屋根修理点検の訪問は典型的なサギらしい。
「詐欺師も、油断すりゃ、屋根に上る」である。
みなさん、ご注意ください。
いつも来てくれている業者さんは、今、忙しい。
やっぱり「詐欺」か。
まとめ 「屋根修理点検」詐欺にご注意ください。
いつもの業者さんに相談して、見てもらうことにした。
