コーコーセーが デートDV ? (91)
20数年前、ずいぶん昔の話になりますが、
みなさん、デートDVって、ご存知でしたか ?
私は、全く知りませんでした。
初めて聞いた時、なぜそんなことが … って、思いました。
Kセンセーが、シューガクリョコーばなしに関連して語ります。
シューガクリョコーの直前、ジョシセートから相談を受けた。
同じクラスのダンシからボーリョクをふるわれているというのだ。
二人はつきあっているのに、である。
聞いてみると、ひどいボーリョクであった。
ダンジョの問題は、むずかしい。
キョーシに相談したことがわかって、
かえってひどいことになる可能性があるからだ。
ケーサツ関係の知り合いに相談。
それを参考にして、ジョシセートの親とまず話をした。
父親に、ケーサツに相談するようにお願いした。
ケーサツに相談した事実をつくったのである。
次に、ダンシセートの親に連絡して、
ダンシセート本人と両親、ジョシセートの父親、そしてクラス担任である自分。
ガッコーの応接室で、5人で話し合った。
もちろんジョシセートは、加えなかった。
ダンシセートに、今後いっさいジョシセートに接触しないと約束させた。
カレの両親も了解した。
最後に、ジョシセートの父親がダンシセートに語りかけた。
「これから、君が出会うジョセーは、一人だけではない」
というようなことを、穏やかに話されたのである。
ジョシセートの父親の態度は、実に立派だった。
私の方からは、ケーサツに相談してある。
今後、何もなければ相談だけで終わる旨のことも説明した。
それで、収まった。
しかし、その直後、オキナワへのシューガクリョコーがあったのだ。
同じクラスなので、彼らを一緒に連れて行かなければならない。
移動するときには、同じバスで移動する。
ジョシセートには、一人で行動しないこと、必ずグループで行動するように話した。
ジョシの友だちが、一緒にカノジョを守るように行動した。
初めてのオキナワシューガクリョコー、ガクネンシュニン、クラス担任、
そしてデートDV問題。
緊張するシューガクリョコーだった。
ダンシセートを、どうにか3年に進級させた。
自分はクラスクラス担任から離れ、3学年のガクネンシュニンに専念。
その後、彼はチュータイしてしまった。
そして彼が、今度は新1年生のジョシに関わって来たのだ。
ジョシセートのクラス担任から、言われた。
「Kさん、何とかしてよ」と。
その件については、どうすることもできなかった。
ダンジョの問題は、非常にむずかしい。
いろいろ話す中で、
彼の父親がボーリョク的でシハイ的な人間だということを知った。
若いハハオヤに対してもボーリョク的だと話してくれた。
ボーリョクの連鎖である。
ストーカーやダンジョの別ればなしにからむ事件が起きるたびに、
思いだしてしまう。
ちなみに、このシューガクリョコーのとき、
「○○コーコーのセートさん、
飛行中は危険ですから、機内を立ち歩かないでください」
という機内放送があったのである。