人生百年 有為自然

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有為自然 634   コーリツ と シリツ

  コーリツ と シリツ

 

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Yさんへのお返事の続き。

遅くなってしまいました。

 

もし自分に子どもがいたら、

子どもの通うガッコーをコーリツにするか、シリツにするか、

迷ったかもしれません。

自分自身、運動が苦手なために、

いじけた「公立」小中学校時代をおくったからです。

 

Kセンセーの同僚には、子どもを私立に行かせるキョーシもいたそうです。

公立のキョーイクの実態を知っていたからでしょう。

 

経済的に恵まれていなければ、私立には行けない。

一定以上の収入がある家庭の子だけが、入ることができる。

地域とは無縁な子たちだけのガッコー。

 

裕福な家庭の子たちが集まった、エリート私立ガッコー。

そういったガッコー出身の政治家・官僚、経済界の人間たちには、

一般庶民の感情はわからないでしょう。

しかし彼らが、このクニを牛耳っている。

恐ろしいことです。

 

Kセンセーが、

私立コーコーで、キョーシ相手に講演したときのことを話してくれました。

終った後、私立の若い先生方と話したそうです。

出るわ、出るわ、私立のキョーシたちの不満。

 

公立は、そのガッコーがイヤになったら、逃げることができる。

転勤という方法で。

だから、腰をすえて頑張るキョーシがいなければ、

荒れたガッコーは大変なことになる。

 

一方、私立のキョーシたちは、逃げ出すことができない。

人間関係が、固定化しているので、大変だ。

ガッコーの体質の改革は、ほんとうにむずかしい。

 

話し変わって、カナダの学校で、募金を呼びかけるということと、

結構、集まるという話に驚きました。

ニホンでも、運動部が全国大会に出場とかいう時には、集めますけど。

また、カナダで予算がないのでキョウカショがない、というのにも驚きます。

 

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またまた、話しが変わります。

ニホンのキョーカショ制度は、ひどいものですよ。

モンカショーによる「検定」で、

気に食わないキョーカショにはチェックが入ります。

逆に、「とんでもキョーカショ」が検定を通過。

また地方自治体の長が、キョーイクイインカイの人事を使って、

特定のキョーカショを採択させる。

採択の経過をシミンに公開しない。

キョーカショを実際に使っている現場のキョーシの声をきかない。

 

シミンの努力によって、

キョーカショをめぐる実態が、少しずつシミンに知らされるようになりました。

その結果、変わってきましたが、油断できません。

 

Yさん、子どもさんのキョーカショのことですけど、

この際、本当に必要な学力とは何かを考えてみる機会にしたらどうでしょう。

心配でしたら算数など、

ニホンのもののうち優れたものを取り寄せるのもいいかもしれません。

 

キョーカショの話になると、ついつい熱くなってしまいます。

キョーイクガッカ出身ですから、仕方がありませんね。

 

いずれにしても、キョーイクにかかる費用は、無料にすべきです。

 

返事が中途半端になっていたので、またまた書きました。