♫ ダンス ダンス ダンス ダンス … (109)
「ハンマー&ダンス」、今年初めて知った言葉です。
コロナの感染が増えたら、徹底的にたたく、
沈静化したら、みんなで楽しく踊る。
再び感染が広まり始めたら、またすばやく叩くということらしい。
Kセンセーも、似たようなことを語ってくれました。
以前、取り上げたことです。
ガッコーじゅうに、セートの喫煙が蔓延した。
すべての休み時間にキョーシが、すべてのトイレの前にたつことにした。
ガッコー内からセートの喫煙は消えた。
たいへんなコーコーに赴任したら、
校舎内の壁が落書きだらけだった。
セートといっしょに、すべての壁をペンキで塗ってまわった。
落書きは消えた。
毎朝、平均で300名を越すセートが遅刻していた。
毎朝10分の全校一斉の、読書の時間を設けたら、
遅刻の数は全校でも、指で数えることができる程度になった。
文化祭に外部の人間が入り込み、たびたび暴力事件を起こした。
現行犯逮捕も出た。
その後、強力な対策をたてて暴力沙汰を一掃した。
ジュギョーは、私語で充満していた。
わかるジュギョー、視聴覚教材の活用、授業後のノート回収などを行った。
私語は消えた。
「正常なキョーイク活動」が行われるためには、
落ち着いた学習環境が、絶対に必要である。
喫煙、落書き、遅刻、暴力、私語、カンニングなどの「蔓延」は、
なんとしても沈静化するしかない。
それが、経験から得た教訓である。
「もぐら叩き」を徹底するしかない。
コロナに対しても、「ハンマー」が必要だと本当に思う。
まずは「抑え込み」にかかることだ。
そして、用心深く経済を動かしていく。
ところが出てきたのは、「ゴーツー」。
頭の中を流れる曲は、
♫ ダンス ダンス ダンス ダンス …
中森明菜の「DESIRE」である。
そして、アベノマスク、
いや今度は、「スガノマスク」、「カイショクマスク」。
マスクが汚れるだろうなァ。
店を出るときは、
新しいきれいなマスクにしなければならないか、と思ってしまった。
まあ自分は、コロナが落ち着くまで絶対に外食しないだろうけど。
首都圏に住む高齢者だからである。
医療関係者に迷惑をかけるわけにはいかない。
そして、やっと「ゴーツー」一時停止。
しかし、不思議なのは、病院関係に対して強力な支援がないこと。
思えば、たいへんなコーコー現場で頑張っているキョーシたちへの、
上からの励ましなんて、これまた本当になかった。
たいへんなコーコーで学ぶセートたちへの思いも、
上の人間たち、エリートたちにはないのだろう。
ユーメイダイガクへの進学実績こそが、
コーコー評価、キョーシ評価の基準。
今日は、コロナに便乗して、
Kセンセーにもドクも吐き出させました。
「荒れる文化祭」の話は、そのうちに。