春休みに いったい何をやっていた ? 話(28)
Kセンセーは、「大変なコーコー」時代の話になると、止まりません。
次のような話をしてくれました。
「大変なコーコー」に転勤して、驚いたことの一つ。
春休みになると、
クラス担任がそれまで使っていた教室の壁を、ペンキで塗装するのだ。
キョーシツは、落書きだらけなのである。
次にキョーシツを使うセンセーに申し訳ないので、黙々とペンキを塗っている。
「すごいガッコーだな!!」と驚くやら、感心するやら。
自分も当然のごとく、
クラス担任したキョーシツの壁のペンキ塗りを春休みにした。
ペンキ代、刷毛代などすべて「自腹」である。
「自腹」で行うことに抵抗はなかった。
しかし、すべてのクラス担任がペンキ塗りするとは限らない。
自分の新しいクラスのキョーシツも、塗るようになった。
きれいなキョーシツで、気持ち良くスタートしたい。
自分でおカネを出してでも、快適なスタートを切りたいのだ。
また、昇降口のクツバコは、ボコボコだった。
春休みには、学年のセンセーたちが総出で、クツバコ修理。
校舎内の壁ももちろん、落書きだらけ。
天井も穴だらけ。
穴は、技能員さんが塞いだ。
「荒れたガッコー」と一目でわかる。
セートが、さらに荒れるはずだ。
何とかしたい。
そこで、Kセンセーは、あることを思いつきます。
皆さん、どんなことをしたと思いますか ?
キョーシたちが、ペンキ塗りしていたなんて、
モンカショーのカンリョーや、ケンキョーイの人たちは知らないでしょうね。
もし知ったとしたら、
「キョーシのやるべき職務の範囲を越えている」と、指導するかな ? (笑)