人生百年 有為自然

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有為自然 741  猛暑の中 たまには「涼しい話」 

  猛暑の中 たまには「涼しい話」 

 

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おやじの若い頃のはなし。

 

勤め先での宿直(夜勤)

かつての民家が、宿泊所。

蒸し暑く、眠れない。

田舎で、エアコンなどない時代。

夜半、何者かに押さえつけられる感じがして、目を覚ました。

天井の隅の方に、す~っと白いものが消えて行った。

また床に就く。

うとうとしていると、再び押さえつけられた。

また起きる。

白いものが消えてゆく。

「これは、いかん」と思って、その夜は朝まで寝なかった、と。

職場の人にその話をすると、

「言ってなかったけど、

あの家で昔、お婆さんが首をつって亡くなった」という話が返ってきた。

 

子どもの頃は、怖い話が好きでした。

オヤジに、またせがみました。

 

祖父(父の父)危篤だという知らせがあったときのこと。

当時は、マイカーなどない時代。

父は通勤に使っていたスクーターで実家に向けて、数十キロ走った。

途中で背筋に、ゾクッと走るものがあった。

「ああ、ダメか。事故を起こしてはいけない」と思って、

スクーターを止めて、タバコを一服した。

実家に着くと、線香の匂いが漂っていた。

間に合わなかったのである。

祖父が亡くなった時刻と

オヤジがゾクッとしてスクーターを止めた時間が同じだった、とのこと。

 

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父の話は、真に迫るものがありました。

この二つの話を聞いていたので、

高校時代、下宿で初めて金縛りにあったときは … 。

 

自室の外の廊下を歩く足音が聞こえたかと思うと、

ものすごい力で押さえつけられたのです。

その夜は、近所の伯母の家に行き、「幽霊が出た」と。

叔母は「そう」と言うと、布団を出して寝かせてくれました。

その後、金縛りに対してどうしたか ?

 

今日の記事はどれも以前、書きましたよね。

暑さのために、同じことを二度も書いてしまいました。

この方が、コワイですね(笑)